脳波コントロールによる『スーパーマリオブラザーズ』のプレイ動画をご紹介します。脳波でゲームを遊ぶ、そんなことが可能なのでしょうか。8月30日に投稿されたこの動画はわずか2日で5000再生を突破。収録されているのはプレイ画面のみなのですが、なんの問題もなく遊べていることが伺えます。使用されているのは「OCZ NIA - Neural impulse actuator」。ブレインマウス(脳波マウス)と呼ばれており、α波、β波、目の動き、顔の筋肉の動きなどでゲームをコントロールすることができます。こちらは実際のプレイ風景。画面の中はかなり激しい動きになっていますが、マウスに添えられた手はほとんど動いておらず、クリックしていないのに発砲されています。頭に巻くバンドとPCに接続する本体から構成されており、使用には脳波のキャリブレーションが必要となります。付属のキャリブレーションソフトにも『ポン』のようなゲームが収録されており、ゲーム用途も視野に入れたものであることが分かります。動画の後半にはFPS(一人称シューティング)のプレイも収録されています。顎の動きでトリガーを引いているそうで、かなりスムーズにプレイできているようです。こちらはFPS(一人称シューティング)『Call of Duty4』をプレイしている動画。身体がほとんど動いていないのにゲームを遊んでいる光景はSF的ですらあります。やはり相性がいいのはFPSで、本体のプロファイルにも『ハーフライフ2』『Quake Wars』などFPSが多数登録されていますが、最初の動画のようにアクションゲームを遊ぶことも可能です。Wiiはモーションコントロールという新たな操作系を提示することでゲームの新たな地平を切り開きましたが、モーションコントロールの次に来るのは脳波コントロールかも知れませんね。
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