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Shareを通じた著作権侵害、相次ぎ摘発

ACCS(一般社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会)によると、ファイル共有ソフト「Share」を通じて違法に漫画やゲームをアップロードしたことにより、著作権侵害として摘発される事件が相次いでいるということです。

ゲームビジネス その他
ACCS(一般社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会)によると、ファイル共有ソフト「Share」を通じて違法に漫画やゲームをアップロードしたことにより、著作権侵害として摘発される事件が相次いでいるということです。

・事件1
平成24年7月25日、ファイル共有ソフト「Share」を通じて、漫画作品を権利者に無断でアップロードし送信できる状態にしていた、東京都板橋区の会社員男性(46歳)を著作権法違反(公衆送信権侵害)の疑いで逮捕し、7月26日に鳥取地検に送致しました。

警察の調べによると、男性は「名探偵コナン74巻」の画像ファイルをShareを通じて権利者に無断でアップロードして不特定多数のインターネットユーザーに対して送信できるようにし、著作権(公衆送信権)を侵害した疑いが持たれています。

・事件2
平成24年7月26日、「Share」を通じて、PSPソフトを権利者に無断でアップロードし送信できる状態にしていた、東京都足立区の会社員男性(41歳)を著作権法違反(公衆送信権侵害)の疑いで逮捕し、7月27日に福岡地検に送致しました。

男性は、PSPソフト『ダンボール戦機 BOOST』『機動戦士ガンダム 木馬の軌跡』を、Shareを通じて権利者に無断でアップロードして不特定多数のインターネットユーザーに対して送信できるようにし、著作権(公衆送信権)を侵害した疑いが持たれています。

男性は、ゲームソフトを中心に約1,000ファイルをアップロードしていたところ、福岡県警の捜査員がサイバーパトロールで発見し、ACCSを通じて著作権者に連絡しました。

警察の調べによると、男性は「ファイル共有ソフトWinnyの初期からのユーザーで、平成18年頃からShareに乗り換えた。ゲームを入手したくてShareを使用し、ダウンロードしたファイルをアップロードした」などと供述しています。
《宮崎 紘輔》

タンクトップおじさん 宮崎 紘輔

Game*Spark、インサイドを運営するイードのゲームメディア及びアニメメディアの事業責任者でもあるただのニンゲン。 日本の新卒一括採用システムに反旗を翻すべく、一日18時間くらいゲームをしてアニメを見るというささやかな抵抗を6年続けていたが、親には勘当されそうになるし、バイト先の社長は逮捕されるしでインサイド編集部に無気力バイトとして転がり込む。 偶然も重なって2017年にゲームメディアの統括となり、ポジションが空位になっていたGame*Sparkの編集長的ポジションに就くも、ちょっとしたハプニングもあって2022年7月をもって編集長の席を譲る。 夢はイードのゲームメディア群を日本のゲーム業界で一目置かれる存在にすること、ゲームやアニメを自分達で出すこと(ウィザードリィでちょっと実現)、日本武道館でライブすること、グラストンベリーのヘッドライナーになること……など。

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