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海外メディアが考えるWii Uイベントに期待すること(NWR編)

現地9月13日に任天堂が北米で行うプレスカンファレンスで、Wii Uの発売日などが明らかにされるのではないかという期待が高まっています。そこで、海外ゲームサイトの編集者らの予測や意見、希望をご紹介します。

任天堂 Wii U
現地9月13日に任天堂が北米で行うプレスカンファレンスで、Wii Uの発売日などが明らかにされるのではないかという期待が高まっています。そこで、海外ゲームサイトの編集者らの予測や意見、希望をご紹介します。

まずは「9月13日のWii Uイベントの予測」と題した記事で、スタッフそれぞれの予想がまとめられているNintendo World Reportの意見を抜粋してみたいと思います。

■価格

最も多くのスタッフが299.99ドルと予想しています。一番安いと予想したスタッフで249.99ドル、最高では349.99ドルとなっています。9月11日に現在のレートだと、日本円でおよそ2万円~3万円の間の価格設定になると考えているスタッフが多いようです。

ちなみに先日発売されたニンテンドー3DS LLの日本の価格は18,900円、北米では199.99ドルで販売されていますので、1ドル=約94円換算になります。それを今回の予測に当てはめると、299.99ドル=約28,350円となります。

■発売日

多くの予想は11月18日になっています。また、ほぼ全員のスタッフが日本が最初に発売になり、同日か1週遅れで北米、北米からさらに1週遅くに欧州での発売になると予想しています。いずれのスタッフの予想も、日本の発売日は10月末~11月中旬になっています。

■同梱される周辺機器・ゲーム

まず、周辺機器ですが、Wii Uゲームパッドは1つ同梱されるだろうというのが全スタッフの意見です。その他、PROコントローラーや、Wiiリモコンプラスなどが同梱される可能性があると指摘するスタッフもいるようです。なお、既にお伝えしたようにWii UではWiiリモコンもサポートされます。

続いて同梱されるゲームですが、スタッフの4割程度は、同梱されるゲームはないと回答しています。一方で根強く支持されているのが『Nintendo Land』です。パッケージになるかダウンロードになるかは意見が分かれていますが、かなり期待も込められているようです。その他の意見としては、ニンテンドー3DSの『顔シューティング』のような、ちょっとしたミニゲームがあったらいいと期待しているスタッフもいます。

■Wii U期待のゲーム

やはり1番に期待されているのは『New Super Mario Bros. U』です。その他期待されているのは、『Pikmin 3』『Nintendo Land』『Project P-1000』といったファーストパーティーのタイトルです。サードパーティーでは『ZombiU』『ドラゴンクエストX』といったタイトルが期待が集まっています。また、『Call of Duty:Black Ops 2』や新作『Super Smash Bros.(大乱闘スマッシュブラザーズ)』などの発売を期待する声もありました。

■システム、その他のビッグニュース

まず、全体的にネットワーク関連が強化されるという予想、希望が大勢を占めました。具体的には、「Wii U版のeShopの開設」「オンラインでの友達とのやりとり(独自のSNSシステムの充実)」「オンラインチャット」「いつの間に通信(3DSと同様の機能)」などなど、現時点で正式に判明しているのは、独自のSNS機能が搭載されるということです。どの程度までユーザーの声を反映したシステムになっているのかが楽しみです。

なお『ニンテンドーeショップ』については、Wii・3DSとの統合を望む声が多くなっています。Wii U専用タイトルの配信はもちろん、それぞれのハードで購入したバーチャルコンソールを共有できたり、DLCの配信をしてほしいという声もでています。数は多くありませんでしたがゲームキューブタイトルの配信への期待もあるようです。

また、驚きのニュースがあるとしたら?という質問には、「レトロのゲームの新作(例:メトロイド)発表」「ローンチ時にドラクエXが発売に」「まだ発表していない任天堂のタイトル発表」などなど、様々な回答が見られました。中には「Wii UゲームパッドでWiiのタイトルがプレイ可能に」といったものやPS3にPSやPS2のアプコンが搭載されたのを例に出し、同様の機能が搭載されるといった内容の回答もありました。

最後は、ほとんどが憶測ともいえる内容になってしまっていますが、実際にはどのような機能が搭載されているのでしょうか。また、価格や発売日などが本当に当たるかどうかも楽しみですね。9月13日までに、他の海外サイトが予測した内容もご紹介していきますのでお楽しみに。
《宮崎 紘輔》

タンクトップおじさん 宮崎 紘輔

Game*Spark、インサイドを運営するイードのゲームメディア及びアニメメディアの事業責任者でもあるただのニンゲン。 日本の新卒一括採用システムに反旗を翻すべく、一日18時間くらいゲームをしてアニメを見るというささやかな抵抗を6年続けていたが、親には勘当されそうになるし、バイト先の社長は逮捕されるしでインサイド編集部に無気力バイトとして転がり込む。 偶然も重なって2017年にゲームメディアの統括となり、ポジションが空位になっていたGame*Sparkの編集長的ポジションに就くも、ちょっとしたハプニングもあって2022年7月をもって編集長の席を譲る。 夢はイードのゲームメディア群を日本のゲーム業界で一目置かれる存在にすること、ゲームやアニメを自分達で出すこと(ウィザードリィでちょっと実現)、日本武道館でライブすること、グラストンベリーのヘッドライナーになること……など。

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