Wii U版『FIFA 13』には、いくつかの新要素と強化点が含まれていないことがあきらかになりました。これはWii U版『FIFA 13』プロデューサーのMatt Prior氏が、海外サイトのインタビューの中で明らかにしたもので、それによると5つの新要素のうち、「ファーストタッチコントロール」と「コンプリートドリブル」が搭載されていないということです。さらに、プレーヤーインパクトエンジンの改良や、「プレシジョンドリブル」と「タクティカルディフェンス」の強化についても、今回のバージョンでは行われなかったと語っています。Prior氏は、これらの要素をWii U版に組み込むことができなかった理由として、開発期間の不足をあげています。Wii U版開発チームには14ケ月の時間しか与えられておらず、その80%をWii Uゲームエンジンの上で『FIFA 13』を正しく動かす努力に費やされました。そして残りの時間は、Wii U GamePad用のユニークな機能の実装に使われています。しかし今回の問題は、長く引きずるようなことでもなく、さらにハードウェア側で改善すべき部分でもないため、将来的にはすべて解決できるということです。一年目は基礎を築かなければいけないため、もっとも難しい開発期間であり、いつでも産みの苦しみを伴うとPrior氏は語っています。
※コメントを投稿する際は「利用規約」を必ずご確認ください