11月2日に発表された、バンダイナムコホールディングスの2013年3月期第2四半期決算は、売上高2226億1000万円(前年同期日14.6%増)、営業益277億5300万円(76.1%増)、経常益280億7500万円(75.7%増)、四半期純利益173億2000万円(115.8%)の大幅増益となりました。上期の好調をうけ、通期の予想は4550億円(0.2%増)、営業益400億円(15.6%増)、経常益400億円(14.4%増)、当期純利益230億円(19.1%増)と通期の業績予想を引き上げたことも明らかになりました。この好調を支えたのがゲームの開発・販売、「機動戦士ガンダム」シリーズの映像コンテンツなどを扱うコンテンツ事業でした。同事業における売上高は1166億8600万円(前年同期比34.6%増)、セグメント利益は201億3600万円(275%増)となっています。家庭用ゲームではPS3ダウンロード専用ソフト『機動戦士ガンダム バトルオペレーション』やPS3/Xbox360ソフト『ソウルキャリバーV』、『NARUTO―ナルト― 疾風伝 ナルティメットストーム ジェネレーション』といったタイトルの販売が増収増益に寄与したとのこと。その中でも、特に売上に寄与したのが『機動戦士ガンダム』シリーズ、『ワンピース グランドコネクション』といったソーシャルゲームでした。10月末の時点で、同社のソーシャルゲーム登録会員数は2850万人で、当期の売上も当初予想の320億円から25%増の400億を見込んでいます。今後は家庭用ゲームや業務用ゲーム機器と並ぶ柱として安定化を図っていくとのこと。また、同社としては、ソーシャルゲーム単独ではなく、様々なIPの価値最大化を目指し、それぞれの特性にあわせ、IPの活用先の一つとして安定的な展開をしていくということです。なお、海外展開については各プラットフォームメーカーと連携して行く予定で、最適なタイミングでスタートできるように準備中だということです。家庭用ゲーム開発については、2012年4月にバンダイナムコスタジオを分社化し、他社有力タイトルの開発受注や自社開発のソーシャルゲームを投入するなど、様々な効果が出てきているとしています。今後は多様化する消費社のニーズにあわせ、『黒子のバスケ』『逃走中』のように需要にあわせてスピーディーな展開をしていくIP、『鉄拳』シリーズや『テイルズ オブ』シリーズのように、開発力を生かし作りこみを行うフランチャイズタイトルとそれぞれに対応した形で作品をリリースしていくとのこと。さらに、パッケージ発売後のダウンロード販売や、『機動戦士ガンダム バトルオペレーション』のように基本無料・アイテム課金の運営型タイトルなど、IPそれぞれの特性を踏まえて展開をしていくということです。
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