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【ロコレポ】第26回 斬新なパズル要素に指と頭がオーバーヒート!2画面切り替えSFアクション『砕魂 ~さいたま~』

インサイド読者のみなさま、Here we go! ゲームライターのロココ試作型です。

任天堂 3DS
インサイド読者のみなさま、Here we go! ゲームライターのロココ試作型です。

第26回のロコレポは、サイバーフロントが3月27日から配信しているニンテンドー3DSダウンロードソフト『砕魂 ~さいたま~』のプレイレポートをお届けします。

『砕魂 ~さいたま~』は、宇宙基地を舞台に記憶をなくした主人公のクローン兵士がただ一人取り残された基地からの脱出を目指すアクションゲーム。ファミコンとスーパーファミコンのゲームで多くリリースされたような、どことなく懐かしいSFや宇宙の世界観とビジュアルの作品です。

■上下2画面の平行世界をワンアクションでいつでも切り替え可能
本作最大の特徴として、3DSの上下2画面に広がる2つの平行世界をL/Rボタンを押すことで瞬時に切り替え、実体を移動できることが挙げられます。これによって敵の攻撃を避けたり、片方の世界では進めない場所も切り替えでクリアできたりするので、常に両方の画面を注視しながらプレイする必要があります。

平行世界の切り替えはとてもレスポンスが良く、例えば「実体でジャンプ中に切り替えて影の状態で障害物をすり抜け、再び実体に切り替えて着地」といったアクションも可能。この瞬時の切り替えはステージの構成によって必須テクニックになるので、独特なパズル性とアクション性を楽しむことができます。

■水中、強風ステージやシューティングモードなど、多彩なゲーム構成
宇宙基地が舞台の本作ですが、メカニカルな雰囲気のステージのほかに水中、強風の吹く場所も登場したり、そのステージ構成は多彩。水中のステージでは挙動が遅くなったり、風向きの概念も存在するなど、ステージの特性に合わせたアクションが求められます。

さらに宇宙船に乗って敵と戦うシューティングモードも存在するなど、アクションシューティングゲームとしての要素はかなり豊富。新機軸のシステムである2画面切り替えと合わせて、新鮮な感覚で楽しめる作品だと思います。

■ゲーム全体に懐かしい雰囲気とSF世界観が漂う
新作ながら、どことなく懐かしい雰囲気のSF世界観を持つ本作。ゲームプレイのイメージとしては、任天堂の『メトロイド』シリーズやカプコンの『ロックマン』シリーズに近いと思いました。このジャンルの作品としてはスタンダードな作りですが、個人的には好みのタイプです。

■タイトルからは想像もつかない本格SFアクションゲーム!
『砕魂 ~さいたま~』。『ニンテンドーeショップ』で最初にこのタイトルを見かけた時はどんな内容のゲームなのか全く想像がつきませんでしたが、中身は本格的なSFアクションですね。普通に『パラレル・ソルジャー』とか、そんなタイトルでも良かった気がします。

上下2画面の切り替えアクションはとても斬新で、かなりタイミングよくボタンを押さないと突破できないステージもあったり、3DSのゲームならではの閃きと素早いアクションが必要なプレイングが心地いいです。ゲームには30を超えるステージのほかに高難度のエクストラステージも収録されるなど、ボリューム的にもちょうどいい感じ。パズル要素とアクション要素のバランスが取れたSFアクションゲームとして、プレイされてみてはいかがでしょうか。



『砕魂 ~さいたま~』は、好評配信中で価格は800円(税込)です。

(C)2012-2013 Endgame Studios Pty. Ltd.


【ロコレポ】 by ロココ試作型
INSIDEのゲームライターが3DSとiOSを中心に色々なソフトをプレイして、その魅力を伝える連載。RPGの魅力に目覚めたのは、ファミコン版『ウィザードリィ』。好みのゲームな場合にテンション上がり過ぎるのは許して…。
Twitter:@Rococo_TestType
《ロココ試作型》
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