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【インプレッション】システム面の進化も実感できたPS Vita版『GOD EATER 2』をプレイ

バンダイナムコゲームスは、PSP/PS Vitaソフト『GOD EATER 2』をいち早く体験できる「“プレコミュ”presents! 『GOD EATER 2』最速体験&合同開発サミット」を6月8日・9日に開催しました。

ソニー PSV
バンダイナムコゲームスは、PSP/PS Vitaソフト『GOD EATER 2』をいち早く体験できる「“プレコミュ”presents! 『GOD EATER 2』最速体験&合同開発サミット」を6月8日・9日に開催しました。今回のイベントで試遊可能だったのは、PS Vita版でした。早速、PS Vita版『GOD EATER 2』のプレイインプレッションについてお届けします。

■新武器「チャージスピア」と「ブーストハンマー」でミッションに挑む
今回プレイできたのは、体験会専用の特別な仕様のROMでした。ソーマ、アリサ、コウタに話しかけて装備を選んだのち、初級・中級・上級・さらに上級という4つのミッションに挑戦することができました。

筆者はまず「チャージスピア」と「スナイパー」を装備して、最も難しいミッションに挑戦。相手は「マルドゥーク」のほか、オウガテイルが2体、シユウが1体登場。大きな体と四つ足で移動する感応種のマルドゥークには、他のアラガミを集結させる能力があります。そのため分断させて撃破するのが非常に難しく、常に混戦した状態となりました。

チャージスピアはやや長めのリーチを活かし、なぎ払うような動作ができます。□ボタンの長押しで強力な「チャージグライド」を放つことも可能。チャージ動作はバスターブレードのチャージクラッシュほど長くはないので、比較的簡単に発動させられました。また、真後ろにジャンプする「バックフリップ」もできるので、チャージグライドと合わせると緊急回避にも力を発揮できそうです。

スナイパーは、ズーム機能も備えた遠距離特化型の銃形態です。敵に気づかれない位置から攻撃できるため、あまり近寄りたくないタイプのアラガミにも有用そうですね。また、アラガミの索敵を無効化する「ステルスフィールド」という能力も備えています。

続いて、中級でシユウと3体のオウガテイルに挑むことに。武器は「ブーストハンマー」と「アサルト」に変更しました。ブーストハンマーは外見のとおり攻撃モーションはやや大ぶりですが、ブースターを活用してこそ本領を発揮します。敵が密集していればまとめて攻撃することも可能なため、かなり強力な武器となるでしょう。

アサルトでは、新たに「連射」が可能となりました。こちらは低威力ながら、オラクルポイントを消費せず、移動しながら撃ち続けることができます。ほとんどダメージを与えることはできませんが、足止めやひるませに効果を発揮するので、他のプレイヤーやNPCへの援護に役立ちそうです。

■より改良されたゲームシステム
PS Vitaによる鮮やかな画面で楽しめたのはもちろんですが、従来のシステムもより遊びやすくパワーアップしていました。まず目についたのは、より多くの情報を確認できるようになったマップです。プレイヤーやNPCはもちろん、アラガミがどちらを向いているかまで分かるようになったほか、戦闘状態に合わせてアラガミの色が変化。赤は戦闘状態かつプレイヤーが認識されており、オレンジでは戦闘状態ながらプレイヤーは認識されていない様子です。青はまだ戦闘状態に入ってないため、奇襲することもできそうです。

また、無線システムが搭載され、画面左下にはメッセージウィンドウが登場。同行しているNPCのメッセージや、オペレーターによるアドバイスが流れます。こちらは音声でも聞こえるため、画面にのみ集中していても問題ありません。オペレーターからは、例えば捕喰のため周囲から離脱したアラガミがいることや、アラガミの状態変化などがこまめに報告されてきます。

ミッションの残り時間も、バーによるざっくりとしたものではなく、しっかりと分単位で画面に表示されるように。こちらの時間についてもアナウンスが入ります。

さらに、NPCもより強力にサポートしてくれるようになりました。スタングレネードも使用してくれますし、ヒーラーバレットもより的確なタイミングで回復してくれるようになりました。リンクエイドも、アラガミが近くて危険かなと思うような時でも頑張って助けてくれるようになっています。とはいえ、助けられてばかりでは当然NPCもアイテム切れをおこします。NPCに頼るばかりでなく、プレイヤー自身もレベルアップしていかなくてはなりません。

このほか、タッチ画面を利用したアイテム画面・ポーズ画面の呼び出しも可能に。PSPとはセレクトボタン・スタートボタンの位置がずいぶん異なるので、積極的にタッチ操作を利用していきたいところです。今回は右上にポーズ画面、右下にアイテム画面をセットした状態でプレイしましたが、一瞬で呼び出せるのは非常に便利でした。しかし、うっかり触れてしまうことも少なくなかったので、こちらは慣れが必要そうです。さらに左画面の上下や、背面にも動作を割り振ることができるようでした。

これまで以上に面白くなっていることは十分に体感できましたが、これまでの『ゴッドイーター』『ゴッドイーター BURST』は体験版や製品版を問わず、常に進化し続けてきた作品です。今後もユーザーの「こうしてほしい」という要望を受け、まだまだクオリティアップしていくだろうと期待が高まりました。

(C)2013 NAMCO BANDAI Games Inc.
《近藤智子》
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