これは、京都コンピュータ学院(KCG)ブースで行われた催しで、「京都×IT×マンガアニメ(キャラ)」をテーマに、イラストレーターの弘司さんが大壁面に手書きで、一方、藤ちょこさんはパソコンにペンタブで絵を描くというライブペインティングのパフォーマンス。2日間かけ制作されたデジタルとアナログの2作品を最後に融合、合体させるというもので、完成したイラストは、スカーフや八つ橋、クッキーのパッケージデザインなどに使用され、商品化する予定になっているとのことです。
「予感」(ホビージャパン)「殻の色」(角川スニーカー文庫)「Little Wing」(朝日ソノラマ)などで知られる弘司さんの主な作風はアクリル絵の具をメインとした水彩画。一方、ニンテンドー3DSソフト『ブレイブリーデフォルト フライングフェアリー』の一部衣装デザインや、「R.O.D REHABILITATION」(原作:倉田英之)作画が代表作の藤ちょこさんはパソコンに液晶タブレットというデジタル式。ブースでは、壁面の巨大なキャンバスに実際に向かう弘司さんと、その手前で液晶タブレットに向かう藤ちょこさんの二人の作業風景を間近で見ることができ、プロの作業に興味津々な観客の人集りができていました。
また、ブースではその他にもマスコットキャラクターの「きょこたん」を3Dプリントしたフィギュアやグラフィグなども展示されていました。アンケートに答えた方にはグラフィグと特製クリアファイルのプレゼントも行われており、好評を博していました。
2日目の後半には、ライブペインティングで完成した2つの作品が、プロジェクターにより1つに合成、展示されており通りかかる人々の注目を集めていました。