ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアは、PlayStation Plusのサービス内容を一部変更すると発表しました。 PlayStation Plusは、PlayStationシリーズ向けの有料サービスです。ダウンロードゲームのディスカウント販売やフリープレイといったコンテンツ系のサービスのほか、セーブデータをオンラインにバックアップするサービスなど、PlayStationシリーズにおける快適なゲームライフを提供しています。 目玉サービスのひとつである「フリープレイ」は、PlayStation Storeで配信中のコンテンツからセレクトされたゲームを、期間中に回数や時間の制限なく楽しめるサービスです。過去にダウンロードした「フリープレイ」のコンテンツは、PlayStation Plusの加入期間中であれば、いつでも再ダウンロードも可能です。 これまで「フリープレイ」は、「年間55タイトル以上を提供予定」とされてきましたが、その文言が2014年4月1日より削除されることが発表されました。「フリープレイ」自体は、今後もサービスが継続して実施されますが、今回の発表で、年間の予定タイトル提供数が55本に満たなくなる可能性が濃厚になったことを示唆しています。 予定タイトル提供数が55本に満たない場合、「誇大広告」と捉えられ「景品表示法」に抵触する可能性があり、昨今のゲームコンテンツ市場おける「景品表示法」の問題から、より慎重な対応を取ったとも考えられます。 ただし、日本では欧米に比べてサービスの拡充が遅れ気味だったPlayStation Plus全体のサービスも、近年は充実傾向にあります。また、過去のPlayStationタイトルを無料で楽しめる「フリープレイ アーカイブス」の対応タイトルも増加傾向にあります。 ユーザーにとっては少し残念なサービス内容変更のお知らせとなってしまいそうですが、今後もPlayStation Plus全体のサービスの充実に期待しましょう。詳細については、実施日(4月1日)以降、PlayStation Storeなどに掲載される予定です。
《津久井箇人 a.k.a. そそそ》
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