
『ファンタシースター ノヴァ』は、オフラインでのアドホックプレイに特化した共闘プレイが楽しめるRPGです。『ファンタシースター』シリーズの作品ではありますが、オンラインではない世界を創りだすことを目的に制作されている作品となっています。

今回の登壇者は、セガのプロデューサーである都築靖之氏、同じくセガのディレクターである山下浩平氏、そしてトライエースのプロデューサーである田村裕志氏となりました。
まずは本作のトレーラーの紹介から始まり、キャラクタークリエイトが実装されていることや、ルティナやセイルといった仲間キャラクターが紹介されています。また、アドホック通信によるマルチプレイの様子も映されています。

続いて、本作と『エンド オブ エタニティ』『ヴァルキリープロファイル』『スターオーシャン4』とのコラボレーションが発表。これら作品のコスチュームや武器が『ファンタシースター ノヴァ』に登場します。

更に、『エンド オブ エタニティ』の登場キャラクター「リーンベル」がNPCとして登場することも明らかにされました。今回は、リーンベルが仲間として一緒に戦っている様子や、彼女が店番をしている場面を見ることができました。本作では、お気に入りのNPCをショップに立たせることができるようです。
そして、話は「東京ゲームショウ2014」でプレイアブルの『ファンタシースター ノヴァ』に移っていきます。山下ディレクターは、これまでのユーザーからの意見を反映させようと努力しており、今回の体験版にもそれが一部反映されているとのこと。特に、移動速度の改善は全体を大きく変更しなければならないため、かなりの苦労をされたそうです。ただし、まだ全てを修正し終わった状態ではないため、更なる改善を加えていくと話していました。

その後、本作の登場キャラクターである「ルティナ」と「フィルディア」姿になったコスプレイヤーが登場です。

ふたりの衣装に目を奪われますが、ルティナは背中にドリームキャストの周辺機器である「ビジュアルメモリ」を装着しているというこだわりまで再現されていました。
最後に、登壇者からのコメントでスタジオプログラムは終了しました。田村氏は、セガとトライエースがすべてにおいて協力し開発した作品となっており、両社の味わいが出ているゲームになっているとコメント。また、『ファンタシースターオンライン2』の「タオル」を超える男性向けのネタを仕込んでいるとも。
続いて山下氏は、これからも『ファンタシースター ノヴァ』の改善を続けていくので、ぜひ遊んで感想を聞かせて欲しいと語りました。そして都築氏は、ストーリー重視のRPGファン・トライエースのファン・『ファンタシースター』ファン全員に向けて制作した作品なので期待して欲しいとコメントをしていました。

また、本作の初回封入特典として、『PSO2』のアイテムや本作のコスチュームがもらえたり友達の紹介が可能な3種類のコードが封入されることと、PS Vitaを収納できる「ファンタシースター ノヴァ デザインポーチ」が発売されることも告知されました。
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PlayStation Vita用ゲームソフト『ファンタシースター ノヴァ』は、2014年11月27日発売予定です。