最近、脅迫や女性差別発言など、あまり良くない話題ばかりが英語圏の大手メディアを賑わせているGamerGateですが、ワシントン・ポスト紙が10月29日付の記事で「GamersGateはゲームがアートであるかの議論を再燃させる」という見出しで、ややこれまでとは異なる論調で報じています。
記事は、最近のGamerGateは女性へのハラスメントを正当化するものになっているなど問題はあるものの、GamerGateコミュニティーを始め、大手メディアにも議論を巻き起こしたことから、表現によって人々に物事を考えさせるゲームは芸術と捉えられるのではないかとの主張を展開しています。
「#GamerGate」のハッシュタグを用いて、Twitterやネット掲示板で各々の意見を発言するネットユーザーが集まって形成された議論では、ゲームメディアを良くすることも、ゲームがただの電化製品なのかアートなのかの定義を決めることもないが、GamerGateの議論の中で出てきた意見自体には価値があるとしています。
GamerGateでの、フェミニズム、人種、同性愛やトランスジェンダーについての議論は、ゲームの寛容性を広げるのか、または限定的にさせるのかという意味以上のものを持つだろうと記事は締めくくられています。
これまでのGamerGateを巡る議論は過熱したユーザーを批判するものが多かったため、議論自体に意味があるとした今回の記事はなかなか興味深い視点であると言えます。現在のGamerGateを取り巻く状況は、英語圏のメディアやゲーマーにとってゲーム文化を発展させるための糧となりそうです。
記事提供元: Game*Spark
《Game*Spark》
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