原作はアメリカのヤングアダルト向け小説で、記憶を失い謎の迷宮に閉じ込められた青年たちの命をかけた脱出劇が好評を博し、続編の公開も迫る今作のDVD/BDがついに発売されます。
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せっかく迷宮での冒険を家庭で楽しめるんだから、このゲームぽい映画をゲーム好き向けに紹介できないものか……と考えた結果、「劇中に登場する迷路のマッピングする」という結論に!
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因みに映画の中では、迷路から脱出をするため「走りながらマッピングにしなければならない」という掟があり、まさしくゲームのダンジョン攻略を映画という媒体で描いたような作品なのです。
マッピングといえば、近年では『世界樹の迷宮』シリーズ、古くは『ウィザードリィ』などのRPGをプレイする時に、ダンジョンを探索しながら地図を作り上げていくもの。最近のゲームは自動でやってくれますが、あえて自分で作っていくことで冒険している没入感が味わえます。最近の『世界樹の迷宮』では、3DSのタッチスクリーン上で出来ましたが、古いゲームでは画面を見ながら方眼紙に直接書いてマッピングを行っていました。
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マッピングソフト「方眼紙マッピング」
“マップを手書きする”という行為は、すっかりデジタルゲームでは珍しい物になりつつありますが、電気を使わないアナログゲームのTRPGでは、未だにゲームの信仰に合わせてその場でマップを書いていくということが行われています。
というわけで、今回はTRPGで使うツールでアナログなマッピングに挑戦。筆者もランナー気分を味わうために、水分補給は忘れずに、巻き戻しはしないで、探索シーンが一区切りついたところで一時停止しして、思い出しながら書いていくというルールを設けました。ちなみに、映画初見での挑戦ですよ。
巨大な迷宮で繰り広げられるスピーディーなアクションと、真相が気になる謎多き世界設定が魅力と評判の作品ですが、果たしてちゃんとマッピングできるのか!? それでは行ってみましょう。
【注意】
次ページには多少ネタバレが含まれます。
気になる方はご注意ください。
なおマッピングの結果は3ページ目に記載しています。
次ページには多少ネタバレが含まれます。
気になる方はご注意ください。
なおマッピングの結果は3ページ目に記載しています。