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名作ゲームブック「ドルアーガの塔」三部作が電子化、Kindle向けに500円以下で販売

20年以上前に、大きなブームを巻き起こしたゲームブック。番号が割り振られたパラグラフ(段落)を辿ることで物語が展開していくため、本でありながら時には物語が大きく変わることも。そのため想像力と冒険心を大きく刺激され、当時多くの方がプレイに興じました。

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20年以上前に、大きなブームを巻き起こしたゲームブック。番号が割り振られたパラグラフ(段落)を辿ることで物語が展開していくため、本でありながら時には物語が大きく変わることも。そのため想像力と冒険心を大きく刺激され、当時多くの方がプレイに興じました。

壮大な物語が展開された「ソーサリー」四部作や、様々な作家が参加した「ファイティングファンタジー」シリーズ、独特な言い回しや皮肉たっぷりの文章が光る「グレイルクエスト」シリーズなど、海外からやってきた名作だけでも実に多彩なラインナップを誇ります。

もちろん国内でも様々な名作が誕生しており、伝奇や民話を丁寧に織り込みつつ少年少女の物語を描いた「送り雛は瑠璃色の」や、モンスター側に視点を置いた意欲作「モンスターの逆襲」、ゲームブックでは比較的珍しいSFモノながらもキャラクターおよびストーリーで読者を魅了した「フォボス内乱」など、枚挙に暇がありません。


そして、ゲームブックを語る上で決して欠かせないのが、ナムコ(当時)がリリースしたタイトルを原作とし、独特の魅力を加えて誕生した「ドルアーガの塔」三部作です。全60階となる塔の冒険を、「悪魔に魅せられし者」「魔宮の勇者たち」「魔界の滅亡」の三冊で紡いだ本シリーズは、原作が持つ要素とゲームブックの特徴を高いレベルで融合。ページをめくる指はそのままダンジョンを進む1歩となり、冒険の疑似体験を楽しむことができました。

そんな名作シリーズを含むゲームブックの数々が、Kindle版として電子書籍化を果たします。今回の「ドルアーガの塔」三部作は、2013年に創土社より復刊されたバージョンをベースに若干の修正を施し、このたび配信を開始。価格は1作目・2作目が各400円、「魔界の滅亡」のみ500円です。

当時ゲームブックを楽しんだ方にとって、再び手軽に遊べる機会の訪れは嬉しいものだと思います。もちろん、興味を持った未読の人にとっても、古きをたずねて新しきを知ることができるでしょう。今後、「展覧会の絵」や「魔人竜生誕」のリリースも予定されているので、この新たな動きをどうぞお見逃しなく。


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《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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