HOYAサービスは、新プロジェクト「音声合成の声優事務所」の立ち上げを発表しました。
HOYAサービスは音声合成ソフト「VoiceText」シリーズを手がけるメーカーです。今回発表された「音声合成の声優事務所」では、さまざまな製品・サービスにぴったりの個性的な“音声合成の声優”を2016年春から提供するとのこと。
特徴は喜怒哀楽の感情を4段階で表現できる「感情音声合成」と、予め収録しておいた芸能人や声優の声からオーダーメイドの音声を合成する「オリジナルボイス」で、これらはシャープのスマートフォンやERATO石黒共生のアンドロイド「ERICA」などに導入された実績があります。
公式サイトでは実際に音声合成を試すことができ、健気なメイド「ヒカリ」、頼れる執事「タケル」、新人DJ「ショウゴ」、元気な女の子「ヒナ」、やさしい男の子「コウタ」、バイリンガル「エマ」、博識なネコ「ツナ」といったサンプルキャラクターたちも公開されています。
■HOYAサービスのコメント
近年、技術が急速に進歩し、これまでの産業分野だけでなく、さまざまなサービス分野で音声による対話インターフェイスが活用されています。ロボットや仮想パーソナルアシスタントが身近になりつつあり、これまでのような情報伝達のため「声」ではなく人とロボットがコミュニケーションするための感情や個性を持った「声」が必要とされています。弊社では、そのような時代に対応するために新コンセプトサイト「音声合成の声優事務所」を立ち上げ、さまざまな製品・サービスにぴったりの個性的な「音声合成の声優」を提供していきます。
《栗本 浩大》
この記事が気に入ったらフォローしよう
インサイドの最新の話題をお届けします
※コメントを投稿する際は「利用規約」を必ずご確認ください