- ◆ 目次
- ◆ 目次
1P:『DAIKATANA』
2P:『Blood: One Unit Whole Blood』
3P:『Soldner: Secret Wars』
4P:『Nosferatu: The Wrath of Malachi』
5P:『Vampire: The Masquerade - Bloodlines』
6P:『Shogo』
7P:『VENOM. CODENAME: OUTBREAK』
8P:『No One Lives Forever』
9P:『Kingpin: Life of Crime』
10P:『Super 3-D Noah's Ark』
『No One Lives Forever』
開発元:Monolith Productions 発売元:Fox Interactive
プラットフォーム:PC, Mac, PS2 発売日:2000年11月9日

―版権問題で惜しまれながら埋もれた、B級スパイ映画の雰囲気を再現した名作
ガジェットたっぷりのB級スパイ映画と言えば、度々今でもオマージュが作られるほどに人気なジャンル。本作『No One Lives Forever』はそんな映画の雰囲気を60年代を感じさせるセンスで素敵に再現した作品です。全体的な雰囲気もさることながら、美しいヒロイン、ケイト・アーチャーが身に纏うのは、光沢質感のピッチリスーツ。実にいいものですね。ゲーム自体も特にストーリーやキャラ造形を中心に良くできており、十分に楽しむことができるでしょう。また本作の続編『No One Lives Forever 2』ではゲームの面白さもそのままに、当時転換期を迎えたグラフィック技術の進化に合わせて本当に美しくなったケイト・アーチャーの姿を見ることも出来ちゃいます。しかしながらそんな本作、今では当時のパブリッシャーの買収やら何やらで版権が複数の場所に散逸しており、再販が非常に難しいとのこと。いつの日かこの名作が再び日の目を見ることを祈りましょう。そして見たいですよね……今の映像技術のケイト・アーチャー女史。


『No One Lives Forever 2』にて美しくなったケイト・アーチャー