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【プレイレポ】体験版『バイオハザード7』1人称視点によって恐怖感は研ぎ澄まされる

!注意!本記事にはネタバレが含まれています。閲覧にはご注意ください。

ソニー PS4
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PlayStation 4/Xbox One/PC向けサバイバルホラー『バイオハザード7 レジデントイービル』は、『バイオハザード』シリーズのナンバリングタイトルとしてE3 2016にて電撃発表された最新作です。本作は、ホラーゲームにおいて重要な要素「恐怖感」「孤立感」をより際立たせるために、シリーズ初となる1人称視点(アイソレイトビュー)を導入しており、没入感のあるゲーム体験を楽しめるのが特徴です。今回は、PlayStation Plus加入者に向けて先行配信された本作の体験版『バイオハザード7 ティザー~ビギニングアワー~』のファーストインプレッションをお届けします。


気を失っていた主人公が目覚めた場所はリビング。ここには一体何が……

『バイオハザード7 ティザー~ビギニングアワー~』は、何者かによって囚われた主人公(男)が、廃墟と化したベーカー家の邸宅から脱出するために、家の中を探索していくゲーム。本体験版においてプレイヤーは、キーアイテムを拾う事と仕掛けを発動させる事のみ可能で、銃撃戦などの戦闘シーンは登場しません。


このビデオテープには、現在の状況を変える力がある。


左が番組プロデューサーのアンドレ。右が元テレビキャスターのピート。

邸宅内には、ある場所にビデオテープが隠されており、それをビデオデッキで再生すると、幽霊屋敷を紹介するテレビ番組「スーワ・ゲッターズ」の取材のために、廃墟と化したベーカー家の邸宅にやってきたカメラマンのクランシーと、番組プロデューサーのアンドレ、元テレビキャスターのピートの3人が、家の中を探索中に何者かによって襲われている様子が映し出されます。このビデオテープは過去に起きた出来事にも関わらず、プレイヤーは、カメラマンのクランシーを操作できるうえ、ビデオテープの世界でギミックを発動させる事で、現在の状況を変えられるのです。


この不気味なマネキンも何か意味があるのだろうか?


邸宅で唯一の出口と思われる勝手口

現時点で2種類のバッドエンドが確認されていますが、本体験版の雰囲気や、ゲームの発表と同時に体験版を配信するプロモーションは、小島秀夫監督作品の『P.T.』を彷彿させるとして、「もしかして第3のエンディングがあるのではないか?」と考えるプレイヤーが、ゲームに散りばめられたヒントを元に、クリアの糸口を探そうと躍起になっており、TwitterをはじめとしたSNSでお祭りのような状態が続いています。まるでプレイヤー全員が協力して難解なパズルを解いているようです。


どうやら本体験版の舞台は2017年6月1日以降のようだ


謎のメッセージ「奴らを石で叩き殺す」と書いているが、“奴ら”とは……?

おおよそ十数分でエンディングに到達できる『バイオハザード7 ティザー~ビギニングアワー~』では、『バイオハザード』ならではの要素や、製品版『バイオハザード7 レジデントイービル』の全貌を覗う事は出来ませんでした。しかし、本作のアイソレイトビューによって研ぎ澄まされる視覚と聴覚が、得体の知れない“何か”を繊細に感じ取れるようになり、より恐怖感が増したと思います。これをVRデバイスで体験したら、一体、筆者はどうなってしまうのか……やはり紙おむつを用意するべきなのかと真剣に悩んでしまいました。

『バイオハザード7 レジデントイービル』は、PlayStation 4/Xbox One/PCを対象に2017年1月26日発売予定。価格は、パッケージ版が7,990(税抜)、PS4+PCダウンロード版が7,398円(税抜)、Xbox Oneダウンロード版が7,400円(税抜)です。なお、PlayStation 4版は、PlayStation VRに完全対応しています。
《Game*Spark》
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