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ネクソンは、『攻殻機動隊』のアニメシリーズ『攻殻機動隊 S.A.C.』を原作としたオンラインゲーム『攻殻機動隊S.A.C. ONLINE』のメディアカンファレンスを、都内のニコファーレにて実施しました。
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今回の発表では初めにネクソンの代表取締役社長であるオーウェン・マホニー氏が登壇。同氏は、今回は新作ラインナップの一つである『攻殻機動隊 S.A.C. ONLINE』を日本で展開することを改めて発表しました。本作は、『攻殻機動隊 S.A.C.』のIPを元にProduction I.G.と講談社と協力しながら、PCオンラインゲームのノウハウとグローバルな事業基盤を活かし、日本だけでなく欧米などの世界中のユーザーへ届けると述べました。また同氏は個人的にも『攻殻機動隊』シリーズの大ファンで、同シリーズ発祥の地である日本で展開出来ることを誇りに思っているようです。
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マホニー氏による発表の後に、ネクソンの運用プロジェクトマネージャーである村下優氏による本作の概要説明へと移りました。FPSゲームである本作の説明ではゲームモードとして、8vs8のチームデスマッチとデモリッション、拠点をより多く占領したチームが勝利するコンクエストの3つを解説。また他にも新たなゲームモードを開発しているので今後のアップデートに期待して欲しいとのことです。マップでは、アニメに登場した場所や地域をモチーフとしたデザインで構成され、今後もアニメをモチーフとしたものも増やしていきます。
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続いてゲームにおいてプレイヤーが操作出来るキャラクターの紹介に移行。口頭の説明に加えて、プロゲーミングチーム「DetonatioN」に所属するプロゲーマーのダステルボックス選手が壇上に上がりデモンストレーションを行いました。主人公である草薙素子のスキル“光学迷彩”や、味方とスキルを共有するスキルシンクシステム。元レンジャー隊員であるバトーのスキル“アームランチャー”、“シーカードローン”を装備するトグサ。さらに壁越しに相手を見ることが出来る“ヒートセンサー”のサイトー、“セントリーガン”を設置可能なイシカワ、強大な回復力を持たせる“ナノゲルアーマー”のボーマ、高速移動が可能となる“加速疾走”パズの7キャラクターを紹介しました。なお各キャラクターの音声は、TVシリーズ『攻殻機動隊SAC』の声優陣が声を当てているとのことです。
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続いてスキルシンク、カスタマイズのチップセットを紹介。チップセットは空スロットに割り当てることでキャラクターの性能をアップさせることも可能ですが、同時にデメリットも存在するため何を犠牲にするのかを考えることが必要です。銃火器のアタッチメント変更も可能。M4A1では、バレルやマガジン、照準、レーザーサイト、バレル、グリップなどから様々な効果を持つ別パーツを選べます。例として50発装填のドラムマガジンを選択すると装弾数が上がるものの、移動スピードやリコイルなどに影響が出ます。
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最後に本作のオープンベータテストを2016年11月2日に予定し、正式サービス開始時期が11月末であることで述べて終了しました。この発表の後に体験会が実施されました。
■『攻殻機動隊』の特徴を前面に押し出したSFシューター
筆者が体験会でプレイ出来たゲームモードは、デモリッションとコンクエストの2種類です。プレイ感覚は『Call of Duty』シリーズに近く、独自のスキルシステムが本作の特徴を大きく表しています。武器は、プレイ中に予め設定した3つのアセットから選択可能で、プレイスタイルに応じた装備に切り替えられます。武器のリコイル・集弾性などは、アタッチメントやチップセットの選択に大きく関わっているので、プレイヤーがどのようなスタイルを取りたいかによって大きく変化します。
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スキルはゲームプレイに変化を加えるスパイスとして機能しており、強力な一撃を加えられるバトーの“アームランチャー”やトグサの“シーカードローン”など各要素の活用がゲーム展開に大きな変化を与えます。オーソドックスなデモリッションやチームデスマッチを除けば、筆者は占領するごとに次々拠点が変化するコンクエストに魅力を感じたためオープンベータでの展開に期待がもてます。
なお本作は「東京ゲームショウ 2016」のe-Sportsブースにもプレイアブル出展が予定されているので、気になるユーザーはチェックしておいても良いかもしれません。