
トゥーンレンダリングが特徴的なMMORPG『PERIA CHRONICLES』(ペリア クロニクルズ)が韓国のゲームショウ「G-STAR 2016」ネクソンブースに出展され、ついにプレイアブル版が公開されました。
『PERIA CHRONICLES』は『Project NT』という名前で発表された作品で、まるで日本のアニメの様なグラフィックで描かれるMMORPGです。システムにも独特のものがあり、プレイヤーは人間と共存する新生命体「キラナ」を仲間にしていき、カードゲームのデッキを組むようにチームを編成。状況に応じて「キラナ」を呼び出していくという戦略性を重視したバトルシステムを採用しています。
またプレイヤー自身が地形操作を行ったり、アイテムや村を製作することができ、多彩なリソースを利用して、自分だけの世界や物を創造することも可能。創り上げたものは、他のプレイヤーと共有することができます。

今回のプレイアブル版では、アニメのキャラクターを作り上げるようなキャラクターメイクからスタート。まずは髪型を調整していきます。本作では髪型項目に複数のカテゴリーがあり、いくつかのパーツを組み合わせて1つの髪型を作り上げていきます。







この複数カテゴリーは他の項目にもあり、目なども形からハイライトまで細かく設定可能。衣装も頭・上半身・下半身・靴・アクセサリに分かれており、動物耳や尻尾、羽をつけることも可能です。













大まかな外見の設定が完了すれば、体系と顔の設定項目へ。体系項目は身長とバストサイズを自由に変更することができ、顔項目では顔の各パーツをかなり細かく設定することができます。

身長を最小に

胸を最小に

胸を最大に(身長は最小のまま

身長を中ぐらいに


キャラメイクが終了すると、ついにゲームスタート。かなり日本のアニメが意識されているようで、仕草からボイスまで国産ゲームをプレイしているような感覚になりました。街には個性的なキャラクターが複数おり、ある程度イベントを進めたところでバトルへ。


また「キラナ」には様々な特性があり、自動的に近くの敵を攻撃する「キラナ」もいれば、遠距離攻撃が使えたり、タンク的な「キラナ」も確認。状況に応じて「キラナ」の種類や位置を切り替えていき、戦略的に戦う必要がありそうです。さらに「キラナ」を使ったギミックも用意されており、今回のプレイアブルでは、「キラナ」を重石にして扉を開けるギミックがありました。
また本作は、地形操作からオブジェクト作成まで行えるほどクリエイト要素に自由度があり、バトル中にはオブジェクト作成を活かしたギミックも。牢屋の中に仲間が捕らわれているというシチュエーションで、扉の前にあるレバーを押せば開きそうですが、押しても反応がありません。

まるでプログラミングのソフト
そこでオブジェクトの中身を覗いてみると、オブジェクトの命令部分に細工が。そこで正しい命令に書き換えて見たところ、無事扉が開き、中にいる仲間と話すことが出来ました。

正しい命令を入力

RPGツクールのイベント制作のようです。
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『ペリア・クロニクルズ』は韓国でサービス予定で、時期や日本展開などは不明です。