『エレメンタルモンスター』は、「マジックザギャザリング」等を発祥とするトレーディングカードゲームの新作です。自由に選んだ2つのカードを「表」と「裏」にドッキングさせたものを、3つまで場に配置し、そのカードを使って戦います。一般にトレーディングカードゲームは、数十枚のカードでデッキを構成することになるなど、敷居が高くなってしまいがちなジャンルですが、このゲームでのデッキは最大でも6枚、最少では1枚でも可能という、非常にシンプルなシステムとなっています。「表」のカードが倒されたあと、それをひっくり返した「裏」のカードが発動する「リバースシステム」が搭載されており、一発逆転を狙うことも出来るのも大きな特徴です。メインキャラクターを「スペクトラルフォース」等を手がける日野慎之介氏、カードデザインに「マジックザギャザリング」等を手がける高村英彰氏やノッツォ氏を起用しています。
ワイヤレス通信はもちろん、Wi-Fiコネクションに対応しており、全国のユーザーとフリー対戦を楽しむことが出来ます。DS版とキャラクター・ストーリーが異なるau版も同時展開されます。
これらと連動して、講談社のエンタメサイト「MiChao!」で丸伝次郎氏の手によるコミックが展開されます。カードバトルをフィーチャーしたオリジナルストーリーになっているそうです。また、株式会社ユージンから、『エレメンタルモンスター』キャラクターのカプセル玩具(フィギュア)も発売される予定です。発表会では、そのフィギュアの試作も公開されました。
先日、役職名も「名人」となり名実共に「名人」となった高橋名人も発表会に登場。シンプルで初心者にもなじみやすいシステムをアピールし、「簡単なルールで、全国のユーザーと盛り上がろうというのが目標」と語りました。発表会の最後には、DSソフトのオープニングテーマ「MONSTER DRIVE」を歌うガールズロックユニット、ハレンチ☆パンチも登場、花を添えました。
ニンテンドーDS、au、webコミックにフィギュア、とメディアミックスで展開されるということでなかなか気合が入った作品となりそうです。DS『エレメンタルモンスター』は2007年夏発売予定です。
![]() | ![]() | ![]() |
![]() | ![]() |