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DS版も登場、「カルドセプト カードアート展」が開催!大宮ソフト・鈴木社長のコメントも掲載

2008年8月9日(土)〜8月10日(日)に『カルドセプト』シリーズの10周年を記念した『カルドセプト カードアート展』が東京の秋葉原UDXビルにて開催されています。

任天堂 DS
DS版も登場、「カルドセプト カードアート展」が開催!大宮ソフト・鈴木社長のコメントも掲載
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2008年8月9日(土)〜8月10日(日)に『カルドセプト』シリーズの10周年を記念した『カルドセプト カードアート展』が東京の秋葉原UDXビルにて開催されています。

『カルドセプト』は1997年にセガサターンからスタートしたトレーディングカード・ボードゲーム。

神秘のカードを操る能力を持つ「セプター」たちが双六の要領でマップをめぐり、カードで呼び出したクリーチャーを使って領地を奪い合うという内容です。

『カルドセプト』10周年を記念した『カルドセプト カードアート展』ではこれまでに登場した1254点のカードや様々なビジュアル、コミック版の生原稿など貴重な資料が展示されています。

『カルドセプト』の名物といえば有名イラストレーターたちによる美麗かつ個性豊かなカード。これまでのカードが一堂に会するさまはまさに壮観で、来場したセプターたちも思い出を呼び起こすカードたちに見入っていました。



会場では『カルドセプトDS』の試遊台も用意されており、難度の異なる4人の相手(CPU)のいずれかと20ターン戦うことができます。20ターンのプレイに要する時間は10分前後で、ゲームはかなりテンポ良く進行します。インターフェースが練りこまれているのに加えてローディングがありません。マップを移動するモードとクリーチャー同士の戦闘モードもスムーズに切り替わりますし、CPUの思考時間もほぼ皆無と快適なプレイが楽しめます。



現時点では体験版の配布は予定されていないとのことなので、いち早く『カルドセプトDS』を体験したい人にとっては貴重なチャンス。『カルドセプト』をテーマとしたトークショーも予定されているため、関東圏のセプターには見逃せないイベントとなりそうです。

『カルドセプト』の生みの親である、有限会社大宮ソフトの鈴木英夫社長にお話を伺いました。



INSIDE(以下I):『カルドセプトDS』発売おめでとうございます。任天堂ハードでは初の『カルドセプト』となりますが。

鈴木社長(以下鈴):DSにはお子さんから年配の方まで幅広いユーザー層がおられるので、そうした意味ではチャンスだと思っています。これまでにも友達や兄弟、恋人が『カルドセプト』をプレイしているのを見てハマったというお話を伺っていましたが、DS版ではこれまで以上にそうした動きがあるのではないかと期待しています。

I:今回は『カルドセプト』シリーズ10周年を記念したイベントなんですよね。

鈴:『カルドセプト』はプレイヤーの皆さんから支えていただいたゲームです。イベントにも皆勤賞で来てくださるようなプレイヤーさんがおられますが、これは非常にありがたいですね。10年間作り続けることができたのはひとえにプレイヤーさんのおかげです。

I:では、10年作り続けられた秘密、プレイヤーの皆さんから支持された秘密というのはどういうところにあるんでしょう?

鈴:それは分からないですね(笑)。ある意味、神秘の領域だと思っています。これが分かれば天才ゲームデザイナーということなんでしょうけど。

I:『カルドセプトDS』ではかなりテンポよくゲームが進みますが、1プレイあたりどれくらいの時間がかかりますか?

鈴:マップによっても違いますが、大体10分〜1時間くらいですね。目標額を低く設定すれば10分くらいで終わります。

I:Wi-Fi対戦に対応していますが、どんなモードがありますか?

鈴:Wi-Fiでは誰とでもプレイできる「だれでも対戦」とフレンドコードを交換した友達プレイする「ともだち対戦」があります。「ともだち対戦」の場合はボイスチャットでのやりとりができますので、かなり安心してプレイできるようになっていますね。「だれでも対戦」でもアイコンを使った意思表示ができますよ。

I:今回は「新生カルドセプト」というキャッチフレーズが使われていますね。

鈴:ベース自体はPS版『カルドセプト エキスパンション』ですが、プレイバランスを徹底改良しています。バランス取りはかなり細かくやっていまして、10年間のノウハウを結集したものとなっています。カードの絵柄自体は懐かしいものなんですが、テストプレイの時にも「これ、プレイ感覚がぜんぜん違うね」なんて声も出ましたね。操作性に関しても考慮していまして、ウチでいうところの「まろやか化」したものになっています。

I:DSでカードゲームということでタッチパネルをフル活用したインターフェースを想像していたんですが、ボタンでプレイする形式になっていますね。

鈴:開発の当初はタッチパネルとボタンの両方に対応していたんですよ。だけど途中でタッチパネルというのは巨大な文化であると気づいたんです。じゃあ、ボタンとタッチパネルのどっちつかずになるよりは、ファミコンの時代からあって自信を持ってお送りできるボタンと十字キーを使ったインターフェースでいこうということになりました。

I:DSは海外でも幅広いユーザー層を持っていますが、『カルドセプトDS』の海外展開などは予定されていますか?

鈴:いまのところその予定はないんですが、もしもそういうお話が来れば前向きに検討したいですね。『カルドセプト』は海外でも通用する内容だと考えていますし、受け入れられる下地はあると思います。

I:では、任天堂ハード初の『カルドセプト』ということで、シリーズをまだプレイしていない方へメッセージをお願いできますか?

鈴:『カルドセプト』は色々な楽しみ方ができますが、シンプルなパーティーゲームという側面があります。双六でマップを回って領地を取り合っていくという。カードの効果やクリーチャーの特性とか、全て分かった状態でないとプレイできないと思われるかも知れませんが、それは違います。手探りの状態から始めても楽しめますし、そこから一歩踏み込んで色々なことを分かっていく楽しさもあります。ですから、気楽に始めてほしいですね。

生みの親自らが「気軽に始めてほしい」という『カルドセプト』。すでにシリーズを経験している人も、これからゲームを始めようと思っている人も、まずは『カルドセプト カードアート展』でゲームを体験してみるといいのではないでしょうか。

○カルドセプト10周年記念 『カルドセプト カードアート展』
2008年8月 9日(土) 11:45〜18:15
2008年8月10日(日)  9:30〜18:15

○ゲーム体験イベントの時間
8月9日(土)
1) 11:45−13:45
2) 14:00−16:00
3) 16:15−18:15

8月10日(日)
1) 9:30−11:30
2) 11:45−13:45
3) 14:00−16:00
4) 16:15−18:15

○トークイベント詳細
セプターズトーク〜エンターブレインNo.1セプターあらじ氏登場!
8月9日(土)13:00−13:30
エンターブレインNo.1セプターあらじ氏が大宮ソフトとトーク。カルドセプトDSのヒミツを聞いてしまえ〜

クリエイターズトーク 〜カルドセプトDSについて
8月9日(土)16:30−17:00 / 8月10日(日)16:30−17:00
開発スタッフによる新作カルドセプトDSのご紹介。初公開の情報も満載です。

クリエイターズトーク 〜カルドセプト アートについて
8月10日(日)15:00−15:30
イラストレータの加藤直之氏、中井覺氏を迎えてのスペシャルトーク。カルドセプトを代表する絵師のお二人にカルドセプト アートについてお話を伺います。

Copyright (C) 1997-2008 Omiya Soft
《土本学》
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