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【TGS2008】『セブンスドラゴン』ステージイベントレポート

東京ゲームショウ2008のセガブースにて12日、『セブンスドラゴン』のステージイベントが行われた様子をレポートします。

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東京ゲームショウ2008のセガブースにて12日、『セブンスドラゴン』のステージイベントが行われた様子をレポートします。



イベントは自ら『セブンスドラゴン』のステージイベントに私も参加したい!と申し出てきた声優のイソッチこと磯村知美さんと、『セブンスドラゴン』プロデューサーである小玉理恵子氏とサウンドを手がけた古代祐三氏で行われてました。

■『セブンスドラゴン』メイン開発スタッフ紹介
プロデューサー:小玉理恵子
ディレクター:新納一哉
サウンドコンボーザー:古代祐三
モタ:キャラクターデザイナーイラストレーター

小玉氏はこれまでに『ファンタシースター』『魔法騎士レイアース』『エターナルアルカディア』などセガの数々のRPGを手がけてきた方で、ここ数年しばらくRPGを作る間が空いてましたが、今回素敵なスタッフが揃い、この人達となら素晴らしいRPGが出来るなと思い『セブンスドラゴン』を作る事になったそうです。

「ディレクターには『世界樹の迷宮』の新納一哉さん。『世界樹の迷宮』をプレイした時に、新納さんは凄く違う視線で作っている面白い人だなぁと思い、まさかその方と一緒にRPGを作ると思っていなかった、と言う出会いがありました。サウンドコンボーザーは古代さんにお願いをしました。古代さんとの出会いはかなり長いのですが、一緒に仕事をするのは実は初めてです。キャラクターデザインはモタさんに依頼しました。小玉さんも新納さんとキャラクターデザインに惚れこんで是非お願いし、今回かわいくてちょっとクールなキャラクターを描いてもらいました」(小玉氏)



■『セブンスドラゴン』の世界観

『セブンスドラゴン』の舞台は、竜に7つ谷の土地を既に占領されてしまっているエデンと言う土地が舞台。この土地が生まれた事によりフロワロと言う花が竜に成長してしまって覆われると言うちょっと不思議な世界。フロワロと言う花は植物や人間などの生態系に影響を及ぼし、いずれこのフロワロ世界を覆ってしまうとエデンと言う土地は滅びてしまうという。この世界を救いましょうという立ち上がるハントマンと言われてる人達を中心にしたエデン国の人々の物語です。



■『セブンスドラゴン』のキャラクター

東京ゲームショウバージョンの体験版では「パラディン」「ファイター」「メイジ」「ローグ」の4職業で遊ぶことがました。発表会では加えて新キャラクターとして「サムライ」「プリンセス」「ヒーラー」の3職業が発表され、合計7種の職業が揃いました。



「あと3か月早く新キャラクターを知っていれば自作で衣装作ってきてこの会場に着てきたのに(笑)」(磯村さん)

「モタさんがキャラクターに着せる衣装は着てみたいなぁと思うデザインですよね!」(小玉氏)

「この中で気になる職業プリンセスなのですけど、あまり他のゲームでも見ない職業ですよね?」(磯村さん)

小「今回セブンスドラゴンの中でプリンセスを含め7職業でキャラクターメイキングをしてパーティを組んで竜を倒しに行きます。プリンセスについては新納ディレクターからまだ言うなと言われているので、ただ、ムチを持っているので弱々しいだけのお姫様ではないでしょうね」(小玉氏)

「プリンスは無いの?」と言う磯村さんの問いに対して、小玉氏は「プリンスを作りたかっんですけど新納と言い争ったのですが"いや、プリンセスだけでいいです!"と新納さんに負けてプリンセスだけになりました。もし『2』が出るなら入れたいですね(笑)」との答えでした。

■『セブンスドラゴン』のサウンド

続いてはサウンドについてです。「『セブンスドラゴン』ではディレクター新納さんの『世界樹の迷宮』に続いて2作目なので、自分の中で『世界樹の迷宮』と比較されてしまうと思っているので、あえて『世界樹の迷宮』っぽいサウンドを避けて行こうと最初に思い制作しました」(古代氏)とのこと。

制作した曲数は40曲近くあり、戦闘曲もバリエーションが豊富で、その中の一部を東京ゲームショウの会場で聞くことが出来ました。

会場では通常の戦闘曲が流されました。「一番よく聞くのでとにかくキャッチーでわかりやすい曲にしました。『セブンスドラゴン』のコンセプトは"クロワロ"なのでサウンドの中にやわらかい花っぽさを盛り込みました」(古代氏)

2曲目はボス戦のような曲です。「このゲームは非常にたくさんのボスが登場するのですが、この曲はボスっぽいシーンで使われます(笑)この曲はよくあるRPGっぽい曲だなぁと」(古代氏)

更に3曲目には8bitサウンドのような曲が流れます。実は『セブンスドラゴン』では全ての曲がファミコン音で楽しめるそうです。

「40曲全てファミコン音で楽しめます。条件はまだ言えませんがコンフィングで設定する事でファミコンっぽいサウンドで楽しむことが出来ます」(小玉氏)

「実は2曲目(上記のボスっぽい曲)は、最初にこっちを作ってから制作したんです。ファミコンの音は同時に3つまでしか和音が出せないので、常にこれを意識して制作するのは大変でした。意識してないんだけど何処となくドラクエっぽい曲に聞こえたりと頭を抱えてました(苦笑)」(古代氏)

ここで磯村さんから古代氏に質問が。「『世界樹の迷宮』を作られた時の話では、割と制作中に浮かんでこない曲は無いと言う話でしたが『セブンスドラゴン』の時はどうでしたか?」

これに対しての回答は「まず制限があって曲数も多いので、その中でファミコンモードで作ろうと思っても制限があって頭の中で思い描くのですが、実際に再現したらこんな感じかな?あー!ダメだ!と、言う切り捨てる苦労は絶えなかったです」(古代氏)ということでした。

ちなみにオープニングの制作はこれからだそうです。

「オープニング曲は最後に作ろうかなと思っていてこれから作ります。ドラクエやFFなど名曲があるので頭を抱えている所です(苦笑)。純粋なRPGのテーマ曲を作るのは実は初めてなので、本当にどうしたらいいのかファミコンモードの制限もあり考えながら作っていきます」(古代氏)

「現在開発率は60%位で、机上の空論描いていたものがやっと形になってきて、テンポや手触りなどを気に掛けながら制作してこうと思います。『セブンスドラゴン』は皆さんに気軽に楽しんでもらいながら、深いやりこみ具合、もしかしたらハードなバランスとなっているかもしれませんがハントマンとなって世界を救ってもらえたらなと思います」(小玉氏)



■最後に発売を待ってくれているファンにメッセージ

最後に3人からメッセージです。

「最近のRPGはムービーを見ると言う物が多かった気がするのですが、『セブンスドラゴン』は仲間を育てた喜びを感じられる見た目はかわいいですが近年稀に見る珍しいハードなRPGです。私も一般ユーザーとして楽しみにしています」(磯村さん)

「私は携帯機でRPGがやるのが凄く好きで、最近ちょっといいネタが無いと思ってて、つい最近までドラクエをやったので(笑)来年は『セブンスドラゴン』にはまりたいと思います」(古代氏)

「まだまだこれから手を入れながら皆さんに本当に楽しんでもらえるような物を作っていきます。我々はホームページを立ち上げていますので、そちらの方で発売日までユーザーの皆さんと一緒に楽しんでいくような公式サイトを立ち上げていますので、そちらの方に見てきていただいて我々と一緒に『セブンスドラゴン』完成まで楽しみに待って頂けたらなと思います」(小玉氏)

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