海外サイトNintendo EverythingにてカプコンUSAの経営戦略本部バイスプレジデントChristian Svensson氏が語るところによると「このゲームはWiiウェアのサイズに収めることは不可能で、Wiiのために基本的な部分から全て変えなければならないだろう。これは安くない上に満足できる結果にならないだろう。皆さんは『マスターD復活計画』を過小評価するだろうが、実は『バイオニックコマンドー』と同じゲームエンジンの上で動いている。『Super Street Fighter II Turbo HD Remix』と『マスターD復活計画』がダウンロードオンリーなのは売上モデルが小売店のためのものではないからだ」とのことで、『マスターD復活計画』のWiiウェア版とディスク版に関しては難しい模様。
『Super Street Fighter II Turbo HD Remix』がWiiウェアで出ないのも容量のためで、ディスク版の計画も現時点では存在しないとのこと。また、『ストリートファイターIV』は解像度を下げればWiiでも可能かも知れないが、Wiiリモコン+ヌンチャクという操作系が問題であるとの見解を明らかにしました。
任天堂ファンとしては少し残念な結果となってしまいましたが、同じ格闘ゲームである『タツノコVS.CAPCOM CROSS GENERATION OF HEROES』が発売されるだけに、『ストリートファイターIV』も……と期待してしまうのは贅沢でしょうか?
《水口真》