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セガ、希望退職者560名を募集・・・研究開発費も削減(2)

セガは、コンシューマ事業・アミューズメント施設事業において今期も営業損失を計上する見込みになったことを受け、来期の黒字化を目指すため、希望退職者の募集を行うと発表しました。加えて、アミューズメント施設事業では新たに将来性・収益性の低い約110店舗を閉鎖することも明らかにしています。さらに、コンシューマ事業・アミューズメント機器事業においても研究開発費の抑制を行います。

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セガは、コンシューマ事業・アミューズメント施設事業において今期も営業損失を計上する見込みになったことを受け、来期の黒字化を目指すため、希望退職者の募集を行うと発表しました。加えて、アミューズメント施設事業では新たに将来性・収益性の低い約110店舗を閉鎖することも明らかにしています。さらに、コンシューマ事業・アミューズメント機器事業においても研究開発費の抑制を行います。

セガは昨年2月にも400名規模の早期退職を実施しましたが、再び今期も大幅な営業損失となり、追加で早期退職者を募集します。「セガが来期、確実に黒字化を果たすためには人件費を中心とした固定費の削減が必要不可欠」とし、本日から2週間程度の募集期間で560名(現在のセガの従業員数:3127名のうち約18%)の早期退職者を募ります。

募集人数通りの希望退職者があった場合、特別退職金等で特別損失が40億円程度発生する見込みで、来期の人件費は年間50億円程度が削減できる見通しです。

アミューズメント施設事業でもリストラが行われます。セガではこれまでも店舗のスクラップアンドビルドを行ってきましたが、このたび、将来性・収益性の低い約110店舗を閉鎖する方針を明らかにしています。「来期以降の売上高を厳しく見積もっても確実に利益を創出できる収益構造を確立する」とのこと。

加えて、コンシューマ事業・アミューズメント機器事業において研究開発費の抑制を行っていて、開発タイトルの絞込み等で、ピーク時の昨年度と比較して約20%を削減するということです。

セガサミーホールディングスの通期の業績予想は売上高4350億円、営業利益25億円、経常損失125億円、純損失265億円となっています。
《土本学》
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