トップス社は任天堂からライセンスを得てポケモン関連商品を販売していますが、割安のポケモン商品がEU域内に出回るのを防ぐため、販売業者に並行輸入を監視させ、これに従わなければ商品供給を止めるなどしていたということです。
「トップス社の妨害行為で子どもたちは結果的に高いポケモン商品を買わされた」と欧州委は指摘しています。
欧州連合(EU)欧州委員会は、「ポケットモンスター」のキャラクターを題材にしたカードやステッカーなどの関連グッズを取り扱う米トップス社が、EU域内での並行輸入を妨害して価格を不当につり上げEU競争法に違反したとして、制裁金159万ユーロ(約2億1500万円)を科しました。