●任天堂は高機能と高い娯楽性の間に永遠の相違があることを理解します。プレイヤーがゲームとどう対話するか、という部分を改善していくことは高画質のグラフィックを追及することと同じくらいに重要です。任天堂はゲームの見栄えだけでなく、プレイを良くしたい。ハードウェア技術ではなく、ソフトウェアがハードの売上を決める。
●どんな製品もゲームボーイ以上の成功を収めたものはない。技術の世界で、製品が10年間成功し続ければそれは成功と呼ばれる、しかしそれが15年間にも渡れば、それはゲームボーイとしか呼ばれることはない。何年にも渡って9人の挑戦者がゲームボーイの支配を破ろうとして失敗した、彼らは技術的に革新的でなかっただけでなく、彼らはこれがテクノロジー・ビジネスだと誤解していた。任天堂は娯楽産業に居るのであって、それに従い成功した。
●ソニーでさえ近年は娯楽と技術の区別を強調します。EyeToyの売上は技術的に優れたPSXをはるかに凌駕しています。なぜか、それはEyeToyがエンターテイメントだからです。多くの挑戦者はより精巧な技術を提示してきました、しかしゲームボーイは真のエンターテイメントを提示し続けてきました。
●任天堂はニンテンドーDSを同じ思想で設計しました。一見したところ、DSとPSPの新携帯ゲーム機は両方ともゲーマーをハードウェアのレベルで魅了します。しかし、一旦家に持ち帰れば永続的な興奮をゲームから、エンターテイメントから得ることができます。ニンテンドーDSはそれを全く新しい方向から提供します。
●ゲームを遊ぶ為の唯一の機能を拡張するように設計されたニンテンドーDSは社会的な区分での携帯ゲーム体験を可能にしました。最大16人までがワイヤレスで接続することができます。ニンテンドーDSはまた、インターネットブラウザを通じて、長距離の接続も可能です。
●2画面、ワイヤレス通信、音声認識などのニンテンドーDSの技術上の利点を活用した120以上のゲームが世界中で開発されています。それは、あなたがどんなに長い間ゲームを遊んできたとしてもこれまでに体験したことがないアドベンチャーを楽しめることを意味します。開発者達は真っ白のキャンパスを与えられたように感じていて、「ワウ」と言っているところです。
●ゲーマーもその言葉をすぐに言うことになるでしょう。次の15年間、ちょうどこれまでの15年のように、携帯ゲームは「Nintendo」という1つの言葉で呼ばれるでしょう。なぜなら、任天堂は常に携帯ゲーマーに同じ言葉、「ワウ」と言わせ続けるからです。
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