2005年を支えたのは日本国内と同じく携帯ゲーム機の活躍でした。ゲームボーイアドバンス、ニンテンドーDS、PSPの3機種のゲームソフト売上は42パーセント増の14億ドルに登りました。日本ではDSの一人勝ち状態ですが、米国では引き続きGBAも好調で、このうちGBAタイトルは過半数の52パーセントを確保しています。
「2005年の真実の物語は携帯ゲーム機の驚くべき拡大です。GBAは引き続き輝ける星であり続け、DSとPSPの新型機はより年長のゲーマーを市場にひきつけました」とNPDグループのアナリストであるAnita Frazier氏は述べています。
対照的に据え置き機はハード末期の収穫期にも関わらずソフトで12パーセント、ハードとアクセサリでは3パーセントと8パーセントの減少となりました。Frazier氏は「ソニーと任天堂の新型機が発売されるまで次世代機が消費者にとって真のインパクトを持つには至らないのは明白だ」としています。
2005年の売上トップ3は『マッデンNFL2005』(エレクトロニック・アーツ/PS2)、『ポケモンエメラルド』(任天堂/GBA)、『Gran Turismo 4』(SCE/PS2)でした。