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NINTENDO POWERの書き換えサービスが2月28日で終了へ!

任天堂は現在、「SFメモリカセット」「GBメモリカートリッジ」を持っているユーザーを対象に「任天堂お客様ご相談窓口」で行っているNINTENDO POWERの書き換えサービスを2007年2月28日をもって終了すると発表しました。両カセットの販売は既に終了しています。

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任天堂は現在、「SFメモリカセット」「GBメモリカートリッジ」を持っているユーザーを対象に「任天堂お客様ご相談窓口」で行っているNINTENDO POWERの書き換えサービスを2007年2月28日をもって終了すると発表しました。両カセットの販売は既に終了しています。

NINTENDO POWERはスーパーファミコン及びゲームボーイのカートリッジの書き換えサービスで、ローソン店頭に設置された端末「ロッピー」にて専用カセットにゲームを書き込むことができました。サービス開始は1997年で、GB向けは99年から行われています。需要の低下から2002年にはロッピーでの書き換えは終了し、任天堂のサービス窓口のみで書き換えができるようになっていました。

このサービスの為に制作されたソフトも『平成 新・鬼ヶ島』『ファイアーエムブレム トラキア776』『ファミコン文庫 はじまりの森』などがあり高い評価を受けています。これらの作品は是非ともバーチャルコンソールで提供して欲しいところです。

ソフトの書き換えはファミコンのディスクシステムと同じ試みですが、サービス開始が既に後継機NINTENDO 64が発売された後だったこともあり、先進的ながらも奮わなかったサービスと言えそうです。しかし中古問題が言われていた時期でもあり、新しい流通チャンネルの開拓、気軽にゲームを購入できる仕組みなど、後に繋がるものも多く残せたのではないかと思います。

あとわずかで書き換えは終了してしまうということですので、カセットをお持ちの方は良いソフトがあれば残しておくと良いでしょう。
《土本学》
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