開催中の東京ゲームショウで20日、サイカンゲームスはプレスカンファレンスを行い、事業戦略と重点タイトルの発表を行った。その後タレントのほしのあきさんらによるゲーム大会が開催された。
サイカンゲームスは2007年7月にコムシードの100%子会社として設立され、韓国サイカンエンタテインメントを母胎に持つオンラインゲームパブリッシャー。サイカンエンタテインメントは、『ラグナロクオンライン』の開発元で有名な韓国グラビティの設立者、金正津氏が2006年に創業した会社として、知る人ぞ知る存在だ。
サイカンゲームズ代表取締役/CEO 丹波利隆氏
サイカンゲームズの丹波利隆社長は、韓国タイトルの国内パブリッシングだけでなく、自社企画による国内タイトルにも力を入れ、アジアNo.1、そして世界No.1のオンラインゲームパブリッシャーになる抱負を語った。その一環としてサイカンゲームズコリアの起業も発表。サイカンエンタテインメント開発のタイトルに限らず、他の韓国開発のタイトルについても、日韓で幅広くパブリッシングしていくと述べた。
サイカンゲームズの事業戦略
続いて同社の出展タイトルが紹介された。奥行きを持った、いわゆる2.5Dの横スクロールアクション『R-MAN』。競走馬育成シミュレーション『Derby Park』。愛犬を育てるコミュニケーションゲーム『PuppyOn』。そして「紙」のキャラクターによる「紙技」FPS『PaperMan』だ。水に濡れたり、弾が当たれば穴があいたり、爆風にひらひらと吹き飛ばされるなど、ユニークな演出が楽しいゲームとなっている。
『R-MAN』と『Derby Park』
『PuppyOn』と『PaperMan』
その後、タレントのほしのあきさんが登場。初挑戦となる『PaperMan』を楽しんだ。ゲームのキャラクターにあわせてピンクを基調とした衣装で現れたほしのさんは、キャラクター作りでは学校の制服風のコスチュームを選択。同社のスタッフに説明を受けながら、基本操作を練習した。そこに漫才コンビの丁半コロコロさんが乱入し、「PaperMan」によるゲーム対決が開始されることに。ほしのさんにはプロゲーマーのSionさんが助っ人に加わり、片方がキーボードによる移動、片方がマウスによる射撃という分担でゲームがスタート。ほしのさんが見事相手キャラクターの頭部を打ち抜き、2対0で完勝した。
キャラクター設定と練習風景
ふだんはケータイでメールを打つ程度で、最初はマウスの操作にもとまどったというほしのさん。ゲームもロケ待ちの時にスタッフと携帯ゲーム機で定番ゲームを楽しむ程度で、ほとんど遊ばないという。それでも『PaperMan』では華麗なマウス裁きで敵キャラクターを打ち抜き、「初めてにしては上手」とほめられていた。ほしのさんも「初めてプレイしたけど楽しかった。(今日は片手だけの操作だったが)両手で触って、もっと理解したら、もっと楽しめると思う」と笑顔を見せた。
2対2のゲーム対決
ゲストのほしのあきさん
(左)丁半コロコロさん(右)Sionさん、ほしのあきさん、丁半コロコロさん
ほしのさんと丹波氏
《小野憲史》
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