セガでは事業環境の変化に即応しきれなかったことによりアミューズメント施設や国内コンシューマー事業が低迷しており、これまで進めてきた不採算のアミューズメント施設110店舗の撤退に加えて、人員の適正化を行うことで固定費の削減を行い、持続的に利益の出せる体制にしたいとしています。
希望退職の人員は400名程度(昨年末時点での従業員数: 3583名)で、募集期間は2月8日から2週間程度、退職日は3月期中を予定しています。
募集人数通りとなれば特別退職金などで特別損失が29億円程度発生し、来期の人件費は年間35億円程度が削減される見通しです。
またセガサミーホールディングスでは通期の連結予想を下方修正しています。修正後の数字は、売上高4750億円(修正前5400億円)、営業利益60億円の赤字(200億円の黒字)、経常利益70億円の赤字(200億円の黒字)、純利益260億円の赤字(10億円の黒字)となりました。また期末配当もこれまでの60円予想から45円に修正しています。