カプコンは、今夏稼動予定の業務用対戦格闘ゲーム『ストリートファイターIV』に関して、本作の家庭用をプレイステーション3、Xbox 360、PC向けにマルチプラットフォームで発売することを決定した。
家庭用『ストリートファイターIV』の発売日、価格などの詳細は今のところ未定だが、本作は『ストリートファイター』発売20周年記念プロジェクトの一環として開発されている。2009年2月に全世界でハリウッド映画「ストリートファイター(仮題)」が公開されることから、連動する家庭用『ストリートファイターIV』の発売日もその前後である可能性が高い。
そのほか同社は、本作においても実践される「ワンコンテンツ・マルチユース」戦略の一例として、テレビアニメ化も例として挙げている。ゲーム版と並行して劇場版が公開され、そしてテレビアニメが放送されることもあり得るだろう。
なお、同社は家庭用『ストリートファイターIV』に関して以下のようにコメントしている。
「本作の家庭用ゲームの発売により、それぞれのメディアでの高い相乗効果を創出し、再び全世界で『ストリートファイター』の一大ムーブメントを起こすべく、各々鋭意プロジェクトを進めております」
『ストリートファイターIV』は、シリーズの基本的なアクションや馴染みのキャラクタはそのままに、グラフィックやシステムを一新したゲーム内容となっている。果たして、今回発表となった家庭用も含め、格闘ゲームファンのみならず、ライト層まで取り込むようなムーブメントを起こせるか、その動向に注目したい。
《Gpara.com》
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