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処女作となった『ダーククラウド』(PS2)から始まり、知名度を上げるきっかけとなった『ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君 』(PS2)、そしてパブリッシャーに進出した記念すべき『レイトン教授と不思議な町』(DS)などオープニングでは歴代の作品が映像として流されました。
登壇した日野晃博社長は「常に人を驚かせたい、楽しませたい、というモットーでレベルファイブを設立してから10月で10周年を迎える事になりました。今日はその集大成とも言える驚きの発表をできることになりました」と挨拶。「さて、心の準備はよろしいでしょうか? あまりの驚きに具合が悪くなってしまうかもしれません・・・」と会場に駆け付けた救護班を紹介して笑いを取りながら進行、「本日は7つの挑戦を発表します」として発表会をスタートしました。
と、その前に。
日野社長からはPS3『白騎士物語』、DS『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』が紹介されました。『白騎士物語』は最終段階で、『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』は「最高の作品とすべく日々チューニングしている段階で、日々完成に近付いている」とのこと。ただし、今回は2タイトルに関する言及はこれだけ。「まだ残しているタイトルがありながら心苦しいのですが、前々からこの日に発表をするのは心に決めていました。レベルファイブの次のステップをご覧ください」とコメントしました。
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■大ヒットシリーズの確立
7つの挑戦の1つ目は「大ヒットシリーズの確立」としてDS『レイトン教授と最後の時間旅行』を中心とする「レイトン教授」シリーズの展開が紹介されました。本シリーズはレベルファイブのパブリッシャー第一弾タイトルとして発売され、パズルとストーリー要素を融合させた作品として2作で175万本を超えるヒット作品となりました。
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3部作の最終章となる「最後の時間旅行」では、レイトン教授の元に届いた未来のルークからの「先生、助けてください。今、僕たちの町、ロンドンが大変なことになっています」という手紙に導かれ、レイトンとルークが未来のロンドンに向かいます。「ナゾトキ×タイムスリップ」でこれまで以上に壮大なストーリーに、多湖輝教授による完全オリジナル問題がプレイヤーを待ち受けます。
シリーズでは豪華なキャスト陣も特徴ですが、レイトン教授役の大泉洋さん、ルーク少年役の堀北真希さんに加えて、本作では青年ルーク役に小栗旬さんが決定していましたが、プラスして、ヒロインのサリアス役に木村佳乃さん、ディミトリー役に上川隆也さんが決定、他にも、アメリカザリガニ(お笑いタレント)、小倉優子(タレント)、橋本志穂(タレント)、原口あきまさ(お笑いタレント)の出演も決定しました。会場ではそれぞれが映像でコメントを寄せてくれました。
![]() 小栗旬 | ![]() 上川隆也 | ![]() 多湖輝教授 |
![]() 大泉洋 | ![]() 堀北真希 | ![]() 木村佳乃 |
気になる発売日は11月27日に決定、価格は5040円です。早期予約特典として、シリーズ3作のメインテーマを収録したトリロジーディスクが用意されるということです。
■モバイルでも続々新展開
本作ではモバイル版の「不思議な町」がドコモの906iにプリインストールされていましたが、10月6日より「レイトン教授モバイル」としてiモードのメニューサイトとして正式オープンすることも発表されました。月額315円でモバイル版の『レイトン教授と不思議な町』をプレイできるほか、思う存分ナゾトキが楽しめる「ルーク少年のナゾブック」やシナリオアプリ「チェルミー警部の事件簿」などのオリジナルアプリも配信予定だということです。
さらにさらに、モバイルでは新作『レイトン教授と死鏡の館』も登場が決定、こちらはケータイ総合ポータル「モバゲータウン」にて10月28日から配信開始になります。NTTドコモの903iシリーズ、703iシリーズ以降の対応で、オリジナル問題を収録したものです。
ストーリー
ある館で起こるナゾの怪事件!死者を映し出すという「大鏡」が語る、恐ろしい過去の秘密!
レイトン教授とルーク少年は、小説家・マードック氏の自伝「もうひとりの自分」の完成記念パーティに招待される。「異人館」と呼ばれる奇妙な館には、"死者と話すことができる"という不思議な鏡が置いてあった。
鏡を自慢げに披露するマードック氏。はたして、死者は蘇るのか―――?
そしてさらに、レイトンとルークに待ち受けている恐ろしい事件とは・・・。
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映画化については、昨年に発表になった実写での映画化が進行していると共に、劇場版アニメでの制作も決定したとのこと。こちらに関しては詳しい発表はありませんでしたが、続報に期待したいですね。
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