『スペランカー』は、1983年にBroderbund社がATARI-8 bit向けに開発したもので、85年にアイレムがファミコン向けに発売、累計42万本を売り上げたアクションゲームです。ちょっとした段差や落下で簡単に死んでしまう「ゲーム史上最弱」の主人公が今なお語り継がれ、東京ゲームショウ2007の「レトロゲーム・アワード」では優秀賞を獲得しています。そんな『スペランカー』がPS3のダウンロード専売ソフトとして復活します。
『みんなでスペランカー』の特徴は何と言ってもみんなで遊べることです。オフライン/オンラインでの協力プレイや妨害し合うタイムアタックなどを楽しむことができます。最大、オンライン時には6人、オフライン時には4人で地底体験が可能です。PlayStation Home内には専用ラウンジ「洞窟探検家が集う場所」がオープンする予定です。
ステージは全部で100面あり、表情は様々。ゲームは『スペランカー』をコミカルに現代風にしたリニューアルモードと、ファミコンのグラフィックで描いたクラシックモードの2つがあり、各ステージを2つの表情で楽しむことができます。
会場となったEIZOガレリア銀座は、アイレムの親会社であるディスプレイメーカーのナナオのショールームとなっていて、会場ではナナオのディスプレイを使ってゲームをプレイすることができました。ラウンジでは実際にゲームを体験できたほか、能登半島の地ビールを使ったスペランカー特製ワインを賭けたタイムアタック大会も行われ、大いに盛り上がりました。ゲストの一人で、『スペランカー』好きで知られる杏野はるなさんもワインをゲットしていました。
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【上段左から】上田文人、ローリング内沢、結城昌弘、杏野はるな、米光一成、遠藤雅伸、鈴木英夫 【下段左から】麻野一哉、飯田和俊、西健一、江南匡晃、倉島一幸 |
飲み物や食事を口にしながらゲームの話題で盛り上がった小一時間。私も何度かプレイしてみましたが、とにかく死んで死んでゴールにたどり着くのは一苦労でした。それでも挑戦したくなる魅力は健在です。なぜだか憎めないんです。大勢で遊んでいる雰囲気はとても良く、みんなでワイワイ遊ぶのにぴったり、まさに「みんなで」という感じがしました。
アイレムさんより特製Tシャツをいただきましたので、こちらをインサイド読者の方にプレゼントいたします(1名様)。希望される方がいましたら、コメント欄に「希望」と伝わるようにコメントください!