本作は、2月に北米にて発売された同名作品を日本語化したもので、PCなどで発売されたFPS(1人称視点シューティング)『F.E.A.R.』の続編作品にあたる。
『F.E.A.R.』はホラーテイストを融合させたFPSで、全世界で350万本以上を販売している人気作品。一作目は日本国内では未発売だが、北米ではPC以外にもPS3などで発売されている。
続編となる『F.E.A.R.2 PROJECT ORIGIN』では、ホラーテイストはそのままに、改良されたグラフィックエンジンを使用してビジュアルを強化。また、オンラインを通して最大16名での対戦が可能となる。
本作のストーリーは、前作『F.E.A.R.』のエンディングの少し前から始まる。主人公・ベケットが配属された特殊部隊Dead Echoは、アーマカム・テクノロジー・コーポレーション(ATC社)の社長・アリスティドの護送作戦を遂行していた。だが、アリスティドの進めていた「オリジン計画」を恐れたATC社は、武装集団を使ってアリスティドの抹殺を目論んでいた。
Dead Echoと武装集団との交戦の中、ベケットは幻影少女「アルマ」に遭遇する。彼女の姿を追いかけたベケットは、そこで核爆発にも似た大爆発に巻き込まれることになる…。
病院施設で目覚めたベケットは、軍が施設を爆破しようとしていることを知る。恐ろしい能力、そして復讐心を持つアルマにより、次々と殺されていくDead Echoの隊員たち。ベケットはアルマと戦い、やがて自分の中に眠る能力に気づくことになるのだが…その先には、想像を絶する真実が待ち受けているのであった。
ゲーム中でベケットは、登場する様々な銃火器を駆使して敵を倒していくことになる。さらに特定条件を満たすことで、特殊能力「スロー・モー」を使用可能となる。これは超反射能力を駆使して攻撃・防御を行うというもので、メーターが残っている間は任意のタイミングで発動可能だ。使用すれば敵の動きがスローになるので、優位に戦うことができる。
さらに、特定のボタンを押すことで格闘攻撃もできる。ジャンプなどの行動と組み合わせることで、キックやスライディング、回し蹴りといった様々な格闘パターンで攻撃することも可能だ。
またゲーム中には、ATC社が開発した高度急襲用バトルスーツ「エリート パワード アーマー」が登場する。種類によっては、ベケットが乗り込んで戦うこともできる。
さらに本作には、ストーリーを体験できる「シングル」モード以外にも、オンラインを通じて最大16人で同時プレイができる「マルチプレイ」モードも用意されている。
ゲームルールとしては、他のプレイヤーを倒していく「デスマッチ」、チームを組んで相手チームと戦う「チームデスマッチ」、3つのコントロールポイントを奪い合う「コントロール」などがある。それに加えて、コントロールのルールをより複雑化した「アーマードフロント」、爆弾の設置や解除を行っていく「フェイルセーフ」、相手の基地からPHLAG(フラグ)を奪取する「ブリッツ」もある。なお別途、ローカル環境でのマルチプレイも行える。
さらに今回、登場キャラクタのプロフィールに関する情報も公開されているので、以下に紹介する。
●マイケル・ベケット(主人公)
ベケットはアスリティド保護作戦の数週間前にチームに加わることに。その任務中、アリスティドの抹殺とその研究の破壊を目的としたATC部隊の急襲を受ける。
●アルマ・ウェイド
施設に幽閉されていた間,彼女の力は精神的に影響を及ぼせる範囲に限定されていた。前作では、彼女の肉体が解放され魂だけが存在することに。彼女の本当の力が発揮される・・・。
●ジュネヴィエーヴ・アリスティド
オーバーン市工業地帯の疑惑に関与していたATC社の現社長。その疑惑と【オリジン計画】に関して重要な情報を持っていると目される人物。彼女の真の目的とはいったい・・・。
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