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北米・欧州・アジア地域では10月1日よりUS$249にて、日本では11月1日より26,800円(税込)にて順次発売される予定です。「ピアノ・ブラック」と「パール・ホワイト」の2色が当初から発売されます。
「PSP go」の最大の特徴ですが、旧機種にあったUMDドライブが廃止、大容量フラッシュメモリ(16GB)が搭載され、コンテンツはダウンロード配信などで購入する形式となりました。
PlayStation Storeの各種コンテンツについては、PSPからの直接アクセスまたは「プレイステーション3」(PS3)経由でのダウンロードに加え、PSP go同梱のCD-ROMに収録されたコンテンツ管理ソフトウェア「Media Go」をPCにインストールすることで、PC経由でもダウンロードできるようになる他、PSP対応のファイルをPCで管理することも可能です(旧機種PSP-1000/2000/3000向けのMedia Goも6月3日より提供開始)。
また今秋から提供される音楽アプリケーション「SensMe channels」(仮称)を使用すれば「Media Go」で音楽CDから楽曲を取り込み聴くことも可能。ソニー独自の12音解析技術により「リラックス」「ダンス」「アップビート」などのチャンネルに自動的に分類された音楽を、その時々の気分に合わせて選択できます。
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ハードウェア面では、スライド式のディスプレイ画面を採用。ディスプレイパネルを開いてボタン操作でゲームを楽しめるだけでなく、閉じたまま映像・音楽を視聴したり、PSP goオリジナルアプリケーションの時計、カレンダーを表示することが可能です。またゲームを一時的に中断した状態でも、XMB(クロスメディアバー)上で各種操作が行える「ゲームスリープ機能」が搭載されました。
Bluetooth無線機能も搭載し、対応ヘッドホン、ヘッドセットが利用できる他、PSP go専用のビデオ出力ケーブルを用いてテレビ画面に映像を出力する際、PS3のワイヤレスコントローラを使ってPSP goを遠隔操作できます。
外形寸法は約128×16.5×69 mm(幅×高さ×奥行き)、質量約158g。ディスプレイが4.3インチから3.8インチ(16:9ワイドスクリーンTFT液晶、480×272ピクセル1,677万色)と小型化したほか、外部ストレージがメモリースティックPro DuoからM2(Memory Stick Micro)に変更されました。
「コンテンツのダウンロード購入」という潮流は、iPhone/iPod touch(AppStore)の成功で、より重要になってきていますが、携帯ゲーム機としてはかなり大きな変換点だと言えるでしょう。大胆に舵を切ったPSP Goの今後に注目したいと思います。