一般に地震で生き埋めになった人たちの生存限界は72時間と言われています。大地震発生後72時間は、救命・救助などの人命救助が最優先となり、その間、行政からの生活支援等は期待できない状態になります。
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『地震DS72時間』は、東京工業大学都市地震工学センター特任教授・梶秀樹(工学博士)の監修により、「大震災から命と家と家族を守り抜くためのDS」「震災発生後の72時間を生き抜く処方箋」をコンセプトとして開発された本格的防災教育用ソフトです。
72時間を生き抜くための判断力をクイズ形式で鍛えることができる「チャレンジシティ」、防災に関連する知識を調べることができる事典「防災事典」、そして実際に「防災力」を測ることができる「防災力検定」の3つのモードが搭載されています。
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「チャレンジシティ」では、地震発生前の準備から発生時の対応、そして震災から復興までの防災やサバイバルに必要な知識を、クイズ形式で学びます。家と家族、近所、地域社会、会社、学校、乗り物など、36の場面が用意されており、地震の発生前、発生直後、サバイバル期、復旧と再建という時間軸に応じた720問もののクイズが出題され、得点を獲得していきます。
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「防災事典」では、防災に関する約470項目の知識をイラストと写真でわかりやすく図解。地震を「正しく恐れ」、対処する方法を見ることが出来ます。地震発生前の準備、発生時の応急対応、避難生活、復興など、様々な場面に対応した内容になっています。
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「防災力検定」プレイヤーの「防災力」を測ることができるミニ検定モードです。難易度は初級・中級・上級の3タイプ。また、2009年4月より公開されている「家庭の消防・防災力検定」にも対応しています。
『地震DS72時間』は6月25日に発売され、価格は3990円(税込)となっています。