欧州ではドイツが最大のゲーム市場になったとのことです。
調査会社Media Control 及びGfK Internationalによりますと、これまで最大のゲーム市場は英国だったものの、同国のソフトウェア売上が2009年1月~6月にかけて20%ダウンしたことにより首位が逆転したとのこと。ドイツの売上がアップしたわけではなく前年度と同程度とされています。
欧州のソフトウェア売上はポルトガルが16%、オランダが2.4%、スウェーデンが4%上昇。フランスとスペインは売上が低下、イタリアとベルギーは「実質的に前年度と変わらない」売上になっているとのこと。
英国、ドイツ、オーストリアのベストセラーは『Wii Fit』だったそうで、ここでも任天堂の強さが出た結果となっています。
ドイツでは乱射事件後に暴力ゲーム規制が強まっていますが、これに対してデモ行進が行われ6万通以上の署名が集まるなど大きな動きが起こっており、不況の中で前年度と変わらない売上を維持した点と合わせてドイツゲーマーの底力が見えた気がします。
《水口真》
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