その中でもソーシャルゲームで急拡大する代表格「Zynga」と「Playfish」を専業ゲームメーカーとして最大手のエレクトロニック・アーツ(EA)が買収するという観測が出ています。
ソーシャルゲームの専門メディアInside Social Gamesが伝えたところによれば、EAはZyngaに対して10億ドル(約1000億円)を提示しているとのこと。
また、EAとPlayfishは買収で合意に至っていて、数週間以内に正式発表されるだろうとのこと。買収額は2億5000万ドル(約250億円)とされています。シリコンバレーの内情に詳しいSillicon Alley Insiderも同様のニュースで「既にビッドが行われ合意に達した」としています。
AppDataによれば、facebookにおけるユーザー数はZyngaが1億4860万人(1位)、Playfishが5690万人(2位)。
欧米の市場拡大によって過去数年間に渡って成長してきたゲームメーカー各社ですが、家庭用ゲームの市場拡大には陰りが見える一方で、ソーシャルゲームのプレイヤーが成長を続けていて、資金力のある大手メーカーが新興メーカーに手を伸ばす例は続きそうです。