『DS西村京太郎サスペンス』『DS山村美紗サスペンス』(テクモ)、『ウィッシュルーム 天使の記憶』『アナザーコード 2つの記憶』(CING)といったアドベンチャーゲームをDSで作り高い評価を受けてきた両社が始めてタッグを組んだ本作。FBI捜査官である主人公が、過去と現在を繋いで19年前の連続殺人事件の真相に迫ります。
本作の鍵となるゲームシステムが「パストヴィジョン」です。プレイヤーはDS本体を縦持ちして、左画面に過去、右画面に現在の現場を見ながら、異なる部分や怪しい部分を捜査し、現在に過去を再現します。その時、目に浮かぶのが"ヴィジョン"。19年前の現場で何が行われたのか、映像で真実が映し出されます。
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左画面には過去、右画面には現在 | 過去を再現することで | ヴィジョンで真実を見ることができる |
当然、プレイヤーは捜査の手がかりを得る必要があります。一般的なアドベンチャーゲームにも見られる「捜査パート」では、様々な人物からの聞き込み、協力者への電話、過去の捜査資料の洗い出しといった行動を取り、現在で過去を再現する為の材料を集めます。
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聞き込みや | 歩き回り | 過去の捜査を紐解いて手がかりを |
捜査パートとパストヴィジョンパートを交互にプレイし、ヴィジョンを時系列でトレースすればそこには事件の真相が・・・。
![]() アメリカ東部の都市クロックフォードの新聞社、クロックフォード タイムズへ一通の手紙が届けられた。奇妙なことに、手紙の消印は 19年前。切手や封筒、便箋など、すべてが19年前のものであった。 差出人の名は、“プロヴィデンス”。19年前、クロックフォードを 恐怖に陥れた、連続殺人鬼の名前であった…。 その日、FBI捜査官のジェイは、19年前の殺人現場へ向かっていた。 ホテルミランダ、315号室。かつて、“プロヴィデンス連続殺人” と呼ばれる事件が始まったその場所で、ジェイが見つけた、古い封筒。 「ジェイへ」と書かれたその封筒の中には、19年前の殺人事件で、 被害者のそばに必ず置かれていたものと同じ、“プロヴィデンスの目” が入っていた。 そして、プロヴィデンスの目を手にした瞬間、ジェイの視界に異変が起きる。激しい頭痛とともに、目の前に広がるセピア色の世界。「俺は今…過去を見ているのか…?」 突如目覚めた特殊能力“パストヴィジョン”戸惑うジェイの目に映ったのは、19年もの時を越えてよみがえった連続殺人鬼“プロヴィデンス”からの新たな挑戦状だった。 私はまた、人を殺すよ…。 |
『AGAIN FBI超心理捜査官』は、テクモより12月10日発売予定です。インサイドでは後日、本作のプロデューサーである山口浩一氏へのインタビューを掲載予定です。お楽しみに。