年末年始の恒例行事と言えばGame of the Year(GOTY)。2009年の最も優れたゲームを決定する企画です。インサイドでもインサイドゲームアワードという形で読者投票を元に年明けに決定しますが、特に多くの海外メディアが賞を発表しています。ということで、ここでは各メディアによるGOTYをおさらいしていきます。
まずはGamesutraの選んだ今年のトップ10。聞きなれない読者も多いかもしれませんが、Gamasutraはゲーム業界向けの業界紙という位置付けのメディア。運営しているのは世界最大のゲームカンファレンスGame Developers Conferenceの運営も行うThink Media Service。市場動向からゲームのメイキングに深く迫った記事まで業界紙の中でも高い地位を占めています。
そんなGamasutraの選んだトップ10はこちら。
1. Dragon Age (BioWare, Xbox 360/PS3/PC) 2. NewスーパーマリオブラザーズWii (任天堂, Wii) 3. デモンズソウル (フロムソフトウェア/アトラス, PS3) 4. Left 4 Dead 2 (Valve, Xbox 360/PC) 5. Batman: Arkham Asylum (Rocksteady, Xbox 360/PS3/PC) 6. Flower (ThatGameCompany/ソニー, PlayStation 3) 7. The Beatles: Rock Band (Harmonix/MTV, Xbox 360/PS3/Wii) 8. Plants vs. Zombies (PopCap, PC) 9. Warhammer 40,000: Dawn Of War II (Relic Entertainment, PC) 10. Retro Game Challenge (バンダイナムコ, DS)
Game of the Yearに輝いたのはBioWare『Dragon Age』でした。BioWareらしく、手堅い作りで、かつ革新性を兼ね備えた素晴らしいRPGであったと絶賛されています。過去にBioWareが作ってきたRPGと現代的なゲームとの架け橋になるような作品だったとしています。
下位は『Left 4 Dead 2』『The Beatles: Rock Band』など。10位には『ゲームセンターCX 有野の挑戦状』をローカライズした『Retro Game Challenge』もランクインしています。興味深いのはカジュアルゲームサイトPopCapの『Plants vs. Zombies』も入っている点でしょうか。