年末年始の恒例行事と言えばGame of the Year(GOTY)。2009年の最も優れたゲームを決定する企画です。インサイドでもインサイドゲームアワード という形で読者投票を元に年明けに決定しますが、特に多くの海外メディアが賞を発表しています。ということで、ここでは各メディアによるGOTYをおさらいしていきます。 続いてはLos Angeles Timesの選んだGame of The Yearです。ロサンゼルスで発行されている新聞ですが、New York Timesに次ぐ地方紙で全米4位の読者を抱える高級紙です。そんなLos Angeles Timesが選んだ今年のゲームは以下のようになりました。 1. Call of Duty: Modern Warfare 2(アクティビジョン/InfinityWard,PS3/Xbox360,PC) 2. アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団(SCE/ノーティドッグ,PS3) 3. ラチェット&クランク FUTURE(SCE/インソムニアックゲームズ,PS3) 4. Boom Blox Bash Party(エレクトロニック・アーツ,Wii) 5. Grand Theft Auto: Chinatown Wars(テイク2,DS) 6. Batman: Arkham Asylum(Rocksteady, Xbox360/PS3/PC) 7. Wiiスポーツリゾート(任天堂,Wii) 8. Wolfenstein(アクティビジョン,PS3/Xbox360) 9. Fight Night Round 4(エレクトロニック・アーツ,PS3/Xbox360/PC) 10. Assassin's Creed II(ユービーアイソフト,PS3/Xbox360) Game of The Yearは国内でも発売され話題を呼んだ『Call of Duty: Modern Warfare 2』でした。シナリオとゲームプレイ、そしてオンラインプレイもどれもが優れ、戦争ゲームの集大成的な作品に仕上がっているという評価でした。 2位と3位はソニーのPS3を代表する『アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団』と『ラチェット&クランク FUTURE』がランクイン。『アンチャーテッド』は映画とゲームの境目を分からなくするような臨場感溢れる展開が評価されています。一方の『ラチェット&クランク』は誰もが遊び楽しめるアクションゲームとして評価が高いようです。 他のGOTYでは見られなかったタイトルとしては『ブーム・ブロックス バッシュ・パーティ』がランクイン。こちらは巨匠スティーブン・スピルバーグがゲームデザインしたゲームでしたが、セールス的には振るいませんでした。その続編で、国内では発売されていませんが、新たに追加されたCo-Opモードやステージ作成機能が高く評価されています。※インサイドでは、今年最も楽しかったゲームを読者投票で決定するインサイドゲームアワード2009の投票を受け付けています。ぜひ皆さんの今年の声を聞かせてください。
《土本学》
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