プラチナゲームズ開発による『MADWORLD』は、海外で先行発売され、その斬新なビジュアルと突き抜けた暴力表現により、話題となった作品。モノトーンのアメコミ調グラフィックの世界に、ただ1つの色は“血の赤”。白と黒の世界が赤く染まっていく独特の世界で、Wiiリモコンで繰り出せるド派手なバイオレンスアクションがプレイヤーに爽快感をもたらします。
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舞台は、突如現れたテロ組織に占拠されたジェファーソン島。交通網を遮断され完全に隔離された街でテロリストは死のウイルスをまき散らします。そんな混乱を極める孤島に、現れた男ジャック。彼は、島で開催されていた「デスウォッチ」にプレイヤーとして参加することになります。
「デスウォッチ」は、島にいる敵を全て倒し、最後まで生き残った者に賞金1億ドルが与えられるという、史上最悪の殺戮ゲーム。敗者を待っているのは「死」のみ、という狂気の催しです。観客を満足度を上げるためには、ただ単に敵を倒すのではなく、より刺激的で独創的な倒し方が求められます。
主催者側は各ステージ上に、そのエリアならではの仕掛けを数多く施しており、それらを組み合わせて幾重にも攻撃することで観客を魅了できるようになっています。「電車」「扇風機」「ごみ箱」「トイレ」・・・。より独創的で芸術的な倒し方にチャレンジしましょう。
「デスウォッチ」のなかでも「ブラッドバス・チャレンジ(BBC)」は視聴者に人気のコーナーです。BBCは、通常ステージで一定のポイントを獲得すると参加権が与えられるという特別なもの。BBCでは課題アクションをこなし、制限時間内に高得点を獲得することが必要で、デスウォッチの通常ルールとは異なった、ひときわ爽快感あふれる刺激的なルールで、プレイヤーにとってもデスウォッチ視聴者にとっても“一味違った楽しみ”となっています。
なお“ブラック・バロン”とそのアシスタント“マチルダ”が司会進行役を務めており、その二人のパフォーマンスも視聴者に人気です。ブラック・バロンはBBCが始まると登場するレポーター。ゴージャスないでたちと口の悪さが特徴のブラック・バロンですが、ルールを説明したその後は、アシスタントであるマチルダにルール通りのアクションでやられてしまいます。アシスタントのマチルダは、露出度の高い刺激的な衣装がトレードマークで、BBCのルール説明を終えたブラック・バロン本人を使い、ルールを実演します。
では具体的に、BBCをいくつか紹介しましょう。BBCの1つ「TURBINATOR」は、勢いよく回転するジェットエンジンに、時間内にできるだけ多くの敵を放り込んで高得点獲得を目指すBBCです。強力なプロペラ回転に巻き込まれれば、ひとたまりもありません。さらに、ジェットエンジンの吸引力が生む強風は圧倒的です。プレイヤー自身が吸い込まれてしまわぬよう、エンジンとの間合いに注意が必要でしょう。
「MAN DARTS」は、一目瞭然、体を張ったダーツゲーム。巨大なダーツボードめがけて、バットで敵をかっ飛ばしましょう。一見難しそうに見えますが、あまり深く考えずに『敵をダーツの矢にする』という行為そのものを楽しんで下さい。もちろん、細かく狙いをつけて連続ブル(ど真ん中の円形部)を狙うもよし。MADWORLDの世界でしか楽しめないこのゲームをどう遊ぶかは、プレイヤーの自由です。
そして「HANABI」とは、漆黒の夜空に真っ赤な花火を打ち上げるBBCです。火薬が設置された筒の中に敵を入れてセッティング。制限時間内に大量の花火を用意しましょう。空に舞い上がる大輪の花は様々な表情を見せること間違いなしです。
なお本作のマルチプレイヤーモードは、BBCの対戦モードとなります。分割画面での同時プレイで、どちらが高得点を獲得できるかを競い合ってください。もちろん、相手プレイヤーを敵に見立てて攻撃するお邪魔プレイも楽しめます。
『MADWORLD』は2010年2月10日発売で、価格は7,140円(税込)です。
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