まずはDSi本体を逆さまに持ってゲームを遊ぶという斬新なアイディアが採用された『あれ?DSがサカサですけど。 逆シューティング 』『あれ?DSがサカサですけど。 サカサドロップス』の2本。開発したテクモの菊地氏と行方氏の2人がインタビューに応じています。
世に出るまで沢山の企画書が製作され、その中の「カメレオンに憧れて」と「DEAD OR ALIVE ハエ」の2本が紹介されました。DSiウェアならではのカジュアルな内容のようですね。ハエ以外にゴキブリバージョンもあったとか。
やはり逆さで作るというのは過去に例が無い為、作る際の苦労話も語られています。またインタビュー中にシリーズ続編を作るような(ネタだし)意思が伝わってくることから、近い将来また新作が発売されるかもしれません。
次は『かたむく+アクション カタムクション』です。ニンテンドーDSi本体を傾けて遊ぶアクションゲーム。インタビューには開発のエイチアイスタッフの千葉氏と石指氏が登場。センサー無しでどうして傾きに反応するのか、その秘密を語ります。
回転を使ったゲームといえば、任天堂からゲームボーイアドバンスで発売されたゲームにいくつかあるのが有名です。『コロコロパズル ハッピィパネッチュ!』で傾きセンサーを使ったパズルゲームが2002年3月8日に発売されました。それから2年経過した2004年10月14日には、回転センサーを搭載した『まわるメイドインワリオ』が発売され、同年12月9日には『ヨッシーの万有引力』で再び傾きセンターを採用したアクションゲームを発売しました。
(もっと深く話を掘ればゲームボーイカラーで動きセンサーを搭載した『コロコロカービィ』や『コマンドマスター』(エニックス)などがありますね)
前置きが長くなりましたが、回転センサーなど特殊なチップを搭載して実現した傾き操作をニンテンドーDSiでどのようにして表現したか。それはカメラで撮影した画像で判別と言う仕組みでした。これを利用することでまるで傾きセンサーを搭載したような操作でゲームをプレイすることが出来ます。
またカメラを使って傾きを読み取る仕組みの為、暗い場所や真っ白な場所でのプレイは難しくなります。なるほど、こういう仕組みになってたのですね。
こういったアイディアからゲームが生まれるのは近年は少なくなってきました。センサーを使わず傾きを使った粋なゲーム・・・試してみる価値ありです。価格は500DSiポイント。
ニンテンドーDSiを『ニンテンドーDSiショップ』に接続するともれなく1000DSiポイント貰える「ニンテンドーDSiウェアおためしキャンペーン」は2010年3月末日までです。まだ接続したことない人、最近買った人などまだ間に合います。是非色々あるDSiウェアをプレイしてみてください。
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