一番の違いは数多くのプリペイドカードを取り扱っている事でしょうか。
日本でゲーム関係のプレペイドカードと言うと、Wiiポイントカード、プレイステーション ネットワーク カード、マイクロソフトポイントカード、という風に各プラットフォームのネットワークサービスで使用するカードくらいのものです。しかしこちらのショップには多数が並びます。
見てみると『ギターヒーロー』『RockBand』『Halo』『グランツーリスモ』『シムズ』『マッデン』等々と種類が豊富です。家庭用ゲーム機以外でもFacebookで人気の『FirmVille』や『MafiaWars』(Zynga)やplayfishの共通カードなども販売されています。
E3でもこの分野で最大手のinComm社がブースを並べて、その種類の豊富さを誇っていました。
プリペイドカードが広まっているのは、ダウンロードコンテンツが普及している事や、クレジットカードを使えないユーザーも多い事、販売店対策という要因が考えられそうです。また、現地の方によると元々現金を渡す風習もあり、それを少しずらした形でプレゼント用途に使う事も多いのでは、ということでした。
inComm社は日本法人もあるものの、取り扱いは『Maru-Jan』カードなどに留まっている模様。果たして日本でもプリペイドカードは普及していくのでしょうか?