3Dのブラウザゲームで知られるInstant ActionのCEO、Louis Castle氏は、気に入ったゲームを見つけるのは無料でなければならないと語ります。
「今日、人々は娯楽が無料であることを望みます。これは彼らがお金を払わないということを意味しません。ゲームの全てがずっと無料である必要はなく、発見だけは無料でなければなりません」
氏はソーシャルゲーム大手のZyngaやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)Facebookといった“分裂的ネットワーク”こそがゲームの未来におけるテンプレートであり、ここから学ぶべき事は多いと主張します。SNSは、わざわざ公式サイトに行くことなく動画を見られるという点でユーザーに広くアピールできるといいます。
「ユーザーとしての我々は、コンテンツの内容をユビキタスにシェアするよう仕込まれているのです」
AAAクラスの超大作であっても、こうした可能性を享受するにはカジュアルゲームの生態系に対応しなければならないことを意味する・・・と海外メディアdevelopは結論づけます。
現在はダウンロードを使った体験版配信が流行ですが、今後はハードメーカー各社がユーザーを囲い込むことを考えると、体験版&情報&評価をいかにストレス無く共有できるかということがキーになるのかも知れません。また、無料で発見したゲームに気持ちよくお金を払って貰う手腕もポイントとなるのではないでしょうか。
関連リンク
編集部おすすめの記事
ゲームビジネス アクセスランキング
-
虎ノ門ヒルズに引っ越したNHN PlayArtのこだわり新オフィスに行ってきた
-
【CEDEC 2014】バンクーバーで新しい才能を探す、バンダイナムコスタジオのチャレンジ
-
ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社が米国任天堂らを提訴
-
グラビアアイドル×VR=けしからん!パノラマ動画「VRガール」公開
-
「愛・地球博」のポケパークの詳細が明らかに
-
ゲーム会社が本気でスマホソーシャルゲームに挑む、サイバーコネクトツー『ギルティドラゴン 罪竜と八つの呪い』・・・第1回「3Dモバイルゲーム新時代」
-
【GDC 2015】2人で作って10億円を稼いだ『クロッシーロード』のサクセスストーリー
-
「キミの心の応援団長」バーチャルYouTuber富士葵が込める想いとはーーキーマンインタビュー
-
さよならハドソン、過去の名作をCMで振り返る