コンシューマ事業では国内での販売は堅調に推移したものの、海外が低調でした。販売本数では『IRON』が112万本、『Alpha Protocol』が70万本などで、地域別には日本など27万本、米国168万本、欧州133万本で、合計329万本でした。売上高は208億5900万円、営業損失は大幅に縮小しましたが6億3600万円となりました。
アミューズメント機器事業では施設運営者とのレベニューシェアモデル(ALL.Net P-ras)で展開した『初音ミク Project DIVA Arcade』を投入したほか、前期の『ボーダーブレイク』が好調でした。また人気シリーズのCVTキット『三国志大戦3 WAR BEGINS』も堅調でした。売上高104億4200万円に対して営業利益13億9900万円と黒字転換しています。
アミューズメント施設事業においても、既存店売上が97.2%と堅調に推移したこと、不採算店舗の閉鎖を行う一方で新規出店を行ったことから、営業利益を確保することができました。
セガサミーでは上期の業績予想を上方修正し、売上高2050億円、営業利益340億円、経常利益335億円、純利益170億円としています。通期については上期の推移を見て検討するとのこと。