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「日本ゲーム大賞フューチャー部門」とは、その年のTGSに出展されたゲームを対象にした賞で、来場者投票と選考委員による最終審査にて決定されます。アメリカザリガニのお二人は、過去の受賞作90作品の傾向を分析、3つの傾向を見いだしたといいます。
■「必ず女性主人公のゲームが一つ受賞している」
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アメリカザリガニのお二人が見たところでは、『ベヨネッタ』『アイドルマスターSP』『涼宮ハルヒの約束』など、女性主人公のゲームに受賞作が多くなっているそうです。
「過激なバトルもこなせてしまうくらいに女性が強くなっている。遊んでいる側としてもスタイルのいい女の子が登場するのは嬉しい」ということで、今年も女性主人公のゲームが受賞するのではないか・・・と予想しました。
■「ファミコン時代からのタイトルが必ず入っている」
『メタルギア』『スーパーロボット大戦』『SDガンダム』など、ファミコン時代からのタイトルが受賞する例も増えている、と指摘します。
「今年は『いっきオンライン』も発売されており、これが受賞したりするかも知れませんね。みんなで遊ぶ『いっき』はまるで本物の一揆。ファミコン時代からのタイトルということで『カケフくんのジャンプ天国』のシリーズをスタートさせるのもいいかも知れませんね」と新展開を提案しました。
■「携帯ゲーム機のタイトルが増えている」
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世相を反映してか、携帯ゲーム機のタイトルからの受賞が増加しています。
3年前は12作品中3作品だったものが、昨年は『ドラゴンクエストVI 幻の大地 』『ゴーストトリック』『レイトン教授と魔神の笛』など6作品に。これはノミネートされたタイトルの半数に当たります。
アメリカザリガニのお二人は「携帯ゲーム機はハードが売れている台数が据置機より多いので、そこにソフトが集中する傾向があるんじゃないでしょうか」と先ほどと打って変わってまじめな分析を披露しました。
■予想タイトルは?
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以上の秘密を踏まえ、「フューチャー部門」受賞タイトルの予想が行われました。
アメリカザリガニのお二人は『お姉チャンバラ無双』、有野さんは『立花里佐のフェアリーテール』『つりバカ日誌』『二ノ国(すもう編)』とかなりユニークな予想。
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有野さんが「日本映画のゲーム化が少ない」と指摘するとアメリカザリガニの平井さんが「バットで戦う『ROOKIES無双』を作ればいい」と返すなど、終始笑いの絶えない和やかなイベントとなりました。