2010年10月にWii、ニンテンドーDS、プレイステーション3、Xbox360で発売予定のプロレスゲームといえば『Lucha Libre AAA: Heroes of the Ring』。
メキシコのプロレス「ルチャリブレ」をテーマにした本作は二重の意味で注目作。有名プロレス団体「AAA」のレスラーが実名で登場するのに加え、メキシコのゲーム開発支援プログラム「DevelopMX」の適用を受けて開発されているのです。
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「ルチャリブレ」といえば覆面レスラーということで、本作の予約特典には当初レプリカの覆面が付けられる予定でした。ドクトル・ワグナー・ジュニア、ラ・パルカ、オクタゴン、アビスモ・ネグロの覆面レプリカが公開され、米国の熱心なファンはどれが予約特典になるか予想していたそうです。
しかし、諸般の事情から覆面を付けることが不可能になりました。同作の広報ディレクターであるSlash Federico Beyer氏は「最初は予約特典として覆面を付ける予定でしたが、米国の法令を遵守するために不可能になりました。我々が米国で覆面を付けられないことはぞっとするような事態ですが、別の方向で補償するべく検討中です」とコメントしています。
せっかくファンの心を掴んだ特典ですが、法律がらみとあれば仕方ありません。「別の方向での補償」をどうするのか、メーカーにとってはここが正念場といったところでしょう。