ゴールドマン・サックスはマイクロソフトの投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に引き下げています。スマートフォンやタブレットPCのシェア拡大に苦戦しているのが理由ですが、Xbox360などエンターテインメント&デバイス部門へ興味深い提言をしています。
「最大のチャンス」が残っているエンターテインメント&デバイス部門をカーブアウトするというのが同社アナリストの提案。
カーブアウトとは有望事業の成長を加速するためのもので、別組織として社外へと切り出し外部資本などを積極的に導入していくというもの。現代版「のれん分け」と称されています。
アナリストは「Xboxというプロダクトは単体でもアピール可能な実体を持ったもので、歴史的な成功を収めておりブランドとしての強さを持っている」と高い評価を与えており、カーブアウトが同社の評価を回復する一つの選択肢であるとしています。
マイクロソフトが長期にわたって育ててきたゲーム関連がここまでになったというわけで、関係者としては感慨深いところなのではないでしょうか。
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