■7ヶ国で展開するゲームをカルチャライズ
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『トイ・ウォーズ』は、フィギュアで戦うシューティングゲーム。400種類以上のアバターパーツの組み合わせでオリジナルのフィギュアを作り、楽しめるというものです。
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発表会ではまず、同社の取締役でゲーム事業部長の越智政人氏が登壇。これまで『トイ・ウォーズ』のようなゲームがなかったと言い、「ガンホーらしい作品になった」と話しました。
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韓国の開発会社SK-Imediaの開発プロデューサーであるアン・ゲヨンさんは、本作の開発に3年が費やされていることに触れ、「オンラインシューティングとしては長い時間がかかった。開発陣はユーザーがそれぞれの好みに合わせて楽しめることを目標としている」と話しました。
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続いてガンホー・オンライン・エンターテイメントのゲームサービス部長で本作のプロデューサー小島幸博氏が登壇します。小島氏によると、『トイ・ウォーズ』の原題は『H.A.V.E. Online』といい、タイ、台湾、ドイツ、イギリスなど7ヶ国で展開中。FPSやTPSといったジャンルはSFやミリタリーの世界観としたものが多いため、日本独自のカルチャライズをすることを決めたといいます。
「フィギュアで戦うシューティング」である本作はシューティングとしての完成度も高く、「魅せるオンラインゲーム」としてアバターの種類が豊富とのこと。
また本作では、破壊・殺りくするシューティングからの脱却を目指し、負けても楽しめるような明るさがあるほか、自分を「改造」し「箱庭(ジオラマ)」を作ることができます。こうした「ハウジング」はFPSやTPSでは初の試みだといいます。
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ここでキャラクターイラストレーターのワクイアキラ氏が登場。ワクイアキラ氏は、もともとゲームメーカーに勤めていたもののキャラクターイラストレーターとして独立。製作したフィギュアがアート誌に取りあげられたのを契機に、世界的に注目されるようになった方です。
「いつも頭のなかでフィギュアを動かしているので、実際にゲーム中で動くのはうれしい」とワクイアキラ氏。「storm street」シリーズからゲストキャラクターとして登場する「Tight」、「awsome」、「jimi」を紹介しました。なかでも「jimi」は、NIKE USAのCEOからのリクエストによって生み出されたものだといいます。
■オープンβは3月上旬から、正式サービスは・・・
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続いて登壇するのは、マーケティング担当の波光正俊氏。『トイ・ウォーズ』のサービススケジュールについて解説します。
同作は1月12日~19日にクローズドβテスターを募集。1月31日~2月7日にクローズドβテストを実施します。オープンβテストは3月上旬から、正式サービスは3月中旬から実施される予定で、オープンβテストでは新MAPやクラン、ボイス変更などが実装。正式サービスでは課金アイテムが販売開始されるほか、いわゆるガチャシステムなどが実装される予定です。
また、クローズドβテスターの募集からNHN Japanの「ハンゲーム」へのチャネリングサービスを開始するほか、ネットカフェの公認店舗でクローズドβテストをプレイすることができるといいます。
さらに「産学協同プロジェクト」として、バンタンゲームアカデミーの主催する「VANTAN GAME FESTIVAL2011」に『トイ・ウォーズ』を正式出展。同アカデミー内のインキュベーション機関「WASABI Games」が開発したiphoneアプリ『ToyPose(仮)』をリリースするとのこと。
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そのほか「電子貸本Renta!」「とれたて!ほびーちゃんねる」ではwebコミック『TOY WARS』を配信していることや、アバターのコラボレーション第1弾として発表されている「涼宮ハルヒの消失」とのコラボに続く第2弾として、「スライクウィッチーズ」とのアバターコラボレーションが決まったことが明らかにされました。美少女と武器という「ストライクウィッチーズ」の設定は、本作と親和性が高いといいます。
■オープニングテーマは新世代声優ユニットが歌う「Shooting☆Smile」
続いて『トイ・ウォーズ』のオープニングテーマ曲が、「ゆいかおり」が歌う「Shooting☆Smile」に決定したことが発表されました。ゆいかおりは、小倉唯と石原夏織による新世代声優ユニット。「Shooting☆Smile」は、『トイ・ウォーズ』をイメージして作られた楽曲だといいます。
会場に駆けつけたゆいかおりの小倉唯さんは「戦うだけではなくコスチュームなどが変更できて女の子にもうれしいゲーム」と、石原夏織さんは「キャラクターが戦う姿もかわいくて、何度でもプレイしたくなる」とコメントしていました。
ここからは、コンテンツ担当の斎藤和寛氏によるキャラクター紹介に入ります。
『トイ・ウォーズ』ではゲーム開始直後に使えるキャラクターが3種類あり、美少女系の「プリンセスシリーズ」、ジャンク系の「ブレイカーシリーズ」、魔女系の「ディーヴァシリーズ」に分かれています。
開始時から使える武器は7種類。「近接」、「マシンガン」、「ショットガン」、「ライフル」などがあるほか、今後は「スーパーレア」と呼ばれる武器や武器のアップグレードシステムの実装が予定されているといいます。
斎藤氏は、戦闘中に立ち止まるべからず、周囲を確認すべし、敵が見えたら迷わず撃つべし、乱戦に持ち込むべし、ガドリングで弾幕をという攻略の秘訣五箇条を公開。「3D酔いをする人は、オプションでカメラ速度を調整してほしい」と付け加えました。
バトルモードには初心者向けの「カジュアル」と中・上級者向けの「本格シューティング」があり、ストーリーはwebコミックなどゲームの外のものと、ゲーム内のものとがあり、両者が交錯するといいます。
■好みの声を選べる「ボイスフリーセレクトシステム」
さらに、「ボイスフリーセレクトシステム」というキャラクターの音声を変更するシステムがあり、キャラクターの容姿を変更するたび声を設定することもできるといいます。この音声は、シリーズごとに3種類ずつ用意されているとのこと。
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フィギュアの持ち主を演じるのは佐藤利奈さん、岸尾だいすけ氏、石原夏織さん、大原さやかさん。プリンセスシリーズのナルミ一号機は小倉唯さん、日笠陽子さん、佐藤利奈さん。ヒーローシリーズのヤマトを演じるのは岡本信彦氏、岸尾だいすけ氏、杉田智和氏。ブレイカーシリーズのレボルトを演じるのは、チョー氏、藤原啓治氏、若本規夫氏。
ディーヴァシリーズのナイトメアは悠木碧さん、竹達彩奈さん、大原さやかさんが演じます。
ビデオコメントで佐藤利奈さんは「『トイ・ウォーズ』はこれまでになかったゲーム」とし、彩川鳴実を「直情的で楽しいキャラ」と話すと、「三浦春馬です」と登場した岸尾だいすけ氏は「懐かしくもあり新しいゲーム」と同作を評していました。
大原さやかさんは「子供の頃、人形やぬいぐるみが動く様子を想像していた」と、『トイ・ウォーズ』に期待を寄せていました。
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小倉唯さんが自身が演じたナルミ一号機を「リーダーシップを発揮するタイプで、自分と似ているかも」と話すと、石原夏織さんは自身が演じる春日永遠を「自分と重なるところがある」とコメント。
最後に、FPSやTPSをやり込んだプロ並みの腕を持つユーザーによる『トイ・ウォーズ』の体験ムービーが流されました。
このユーザーによると、『トイ・ウォーズ』は美少女(フィギュア)を吹き飛ばす爽快感があり、スポーツ系やリアル系のTPSをやってた人でも楽しむことができるといい、「遊んでいるうちに、ビックリするほど上手くなれるはず」と、この発表会を締めくくっていました。
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『トイ・ウォーズ』は、2011年春に正式サービス開始予定。基本プレイは無料のアイテム課金方式です。
(C) 2011 SK-IMEDIA Co.,Ltd./ Gravity Co., Ltd./GungHo Online Entertainment,Inc.