「Bobble Head」とは、海外のお土産物屋などでよく見かける、大きな頭部がバネ仕掛けでぶらふら動く人形のこと。プレイヤーの全身をカメラでキャプチャし、つづいて頭部を拡大してキャプチャすることで、プレイヤーそっくりのバブルヘッドを作ることができます。簡単なメッセージを録音したり、カツラやコスチュームなども用意されています。
「Googly Eyes」ではぬいぐるみやカバンなど、あらゆるものをキャプチャして、キャラクターにすることが出来ます。カメラに向かって前と後ろを写せばOK。体を作って操作でき、メッセージも録音できます。体を伸ばしたり、かがんだりすると、その通りに人形が動き、ジャンプもOK。CGでモデルを作り、ボーンを通して、リグを設定し・・・といった面倒なことが、あっという間にできる様には本当に驚かされます。
「Kinect Fun Labs」は今後も先進的なコンテンツをいち早く無料で追加していく予定とのこと。単にユーザーに遊んでもらうだけでなく、これを通してディベロッパーやユーザーコミュニティに刺激を与えていきたいと抱負が述べられました。作成した写真などはKinectShare.comを通してYoutube、Facebook、twitterに投稿でき、Youtube上にはすでに多くの動画が存在します。
また最後にKinectで自作プログラミングを楽しむユーザーにも「ぜひ体験してもらって、インスピレーションを得る手段にしてほしい。そしてお互いに刺激を与え合いましょう」とメッセージが寄せられました。ゲームやゲーム機の枠を超えた、ソーシャルな体験が築き上げられつつあるさまに、改めて驚かされます。